先日、茨城統一テストを実施しました。
そして、昨日、欠席した生徒の追試も行いました。
自己採点まで終わっていますので、点数を知りたい方は我が子に聞いてみてください。
そんなテストの問題の中で面白い問題がありました。
茨城統一テストの中1の英語の問題だったんですが、最後の英作文の問題にこんなのが出ていたんです。
「次の日本語を英語3語で書きなさい。
”あなたの名前を書きなさい” 」
英語に自信のある方は少し考えてみてくださいね。
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答えは、
「Write your name. 」です。
中1の英語なので簡単だったと思いますが、うちの中1どもはこんな答えを書いていました。
「My name ○○.」とか「I'm ○○ ○○.」とかです。
うちの子たちは、どんな間違えをしているかわかりますか?
うちの子たちは「あなたの名前を書きなさい」と書いてあるから、英語で自分の名前を書いてしまったんです。
私は試験中、その答案を見てあまりにおかしくて噴き出しそうになりました。
この中1生の中には、名字と名前は1語ずつになりますか?と試験中に聞いてきた子もいました。
3語で書かなきゃいけないことはわかっているんですね。
でも、問題はそんなこと聞いちゃいないんです(笑)
試験後、この誤答を書いた子一人ひとりに、問題の意味を履き違えてることを伝えました。
生徒はきょとんとした顔で、「えっ、じゃあ、Write your name?」って正答を言ってきたんです。
知識自体はあるのに、問題の意味を取り違えてしまったがために、間違えてしまったんですね。
このように、どれだけ知識があろうが、問題の意味を正確にとらえないと正解を出すことはできないんです。
問題をきちんと読まない子にいたっては、私に毎回説教を食らっています。
問題文を読まないのは、正解するつもりがないと言っているのと同じですからね。
一生懸命勉強しているのに、成績がいまいち上がってこない・・・
もしかしたら、問題の意味がわかっていないのかもしれませんよ。
成績が上がらないことを怒る前に、問題の意味をしっかりと把握できているか確認してみてくださいね。
とはいえ、今回はすぐに間違いを指摘できたからよかったです。
テストではこの問題は間違いとして点数にはなりませんが、これを反省して次からは問題の意図を正確にとらえてほしいですね。
それでは、今日はこの辺で。