昨日、朝起きてスマホを見ると、8年前の教え子からLINEが入っていました。
それはとある写真だったのですが、その中身は私がその生徒に書いたメッセージだったんです。
まず、その生徒が8年前のノートを持っていたのに驚きですね。
そして、そこに書いてあったメッセージが今の生徒たちに言っていることとほぼ同じだったんです。
ということは、私の教え方自体、8年前と変わっていないってことなんですね。
今の生徒たちにも課題ノートに一言メッセージを残しているんですが、その当時の子たちにも同じことをしていました。
というか毎年同じことをやっているんですね。
良いと思ったことは毎年恒例でやるようにしています。
では、そのメッセージを紹介しますね。
『歴史って楽しい教科だよ。
何が楽しいかって?
結局、人間なんてそんなものってことがわかるからだよ。
例えば、戦争が起こったとするでしょ?
その時の当時の人たちの心情を想像してみよう。
「多分、こんな理由で怒ったんだろうな・・・」とか、
「この人は戦争に負けて、どんな気持ちだったのかな?」とか・・・
歴史は人が作ってきたもの。
結局は、人の気持ちって今も昔も変わらない。
喜怒哀楽を意識して歴史を見ると、結構楽しいものだよ。』
この生徒は歴史が苦手だったんでしょうね。
そして、当時の私は、少しでもこの生徒が歴史に興味をもってほしいと考えたのでしょう。
実は先日、とある中3生(歴史の苦手な子)にこのように声をかけました。
『歴史は人が動かしてきたものだよ。何でこの出来事が起こったんだろうね?そして、この人たちはどんなことを思ったんだろう?』
言っている内容が上記のメッセージとほぼ同じですね(笑)
毎年毎年、良い教え方があれば、変化させているつもりだったんですが、この歴史に対するアプローチは8年前にはすでに完成していたんでしょうね。
この生徒のLINEによって、今までの指導が間違っていなかったと再認識させられました。
今後も良きものは変えずに指導していきたいですね。
それでは、今日はこの辺で。