昨日、自習に来てた中3生と今回の定期テストについて話をしていました。
「お前、毎回目標点数にいかないけど、本気度が足りないんじゃないの?」
のように、ちょっときつい言い方をその生徒にしました。
この生徒の目標点数というのは、5教科合計400点以上なんです。
でも、塾に入ってから、何度もその目標を掲げて、今度こそは今度こそはと頑張っているのに、今回も届かなかったんです。
400点とるための覚悟が足りないんじゃないか?
そう思い、生徒を奮起させるために上のような言葉を生徒に言いました。
で、今日、定期テストの結果を整理していたのですが、そのとき、その子の過去の成績を見てみようと思い調べてみたんです。
そうしたら、見事に成長している証がそこにはありました。
塾に入る前は250点付近だったのが、今や390点まで伸びていたんです。
しかも、最初は30~40点台だった英語が70点台まで成長していたんですね。
目標としている点数は達成していないものの、しっかりと成長していたんです。
私はどうやら欲張りになっていたみたいですね。
その生徒に過度な期待をかけていたのかもしれません。
とはいえ、この生徒が目標を達成するまで、尻を叩き続けますけどね。
生徒の成長とともに私は目線を上げていきます。
最初は少しの成長を共に喜びますが、それに慣れてくればもっと上を目指すように励ましていきます。
今までは褒められたような点数でも、徐々に叱られる点数になってしまうのです。
でも、それは生徒が成長した証拠なんですよね。
今回は改めてその生徒の成長を感じることができました。
他にも、定期テストの結果を見て、80点台の点数なのに怒られている子もいます。
その子も塾に入る前は80点が素晴らしい成績だったのに、今や80点が物足りなくなっているんです。
その子はすでに400点の常連ですからね。
また、今回初めて400点を超えそうな子もいます。
それも最初は喜ばしいことだったとしても、徐々に慣れてしまうんでしょうね。
ただ、初めての快挙ですから、めちゃくちゃ褒めますけどね。
人それぞれ目標が違う以上、同じように接することはありません。
点数が低くても褒める子もいますし、点数が高いのに怒られる子もいます。
成長の過程においても、接し方が変わります。
徐々に下がっていれば怒りますし、一気に上がってくれたら大いに褒めたたえます。
生徒一人ひとりにあった接し方を今後もやっていきたいですね。
それでは、今日はこの辺で。