現在、夏期講習についていろいろと考えています。
今週の水曜日以降に案内が出せるかなといった感じです。
特に考えているのはその取り組み方です。
中3生は、塾のある日は毎日朝10時から夕方5時まで強制自習です。
中3生の夏は受験の夏なわけで、学校に行っているかのごとく、塾で勉強してもらいます。
やる気のある子にとっては、全力で頑張れる環境ですが、やる気のない子たちにとっては地獄のような日々でしょうね。
この取り組み自体は3年目ですね。
今までの先輩たちはこの夏を経て、勉強への体力づくりをしていきました。
これが秋以降の本格的な受験勉強を耐えられる基礎体力となるのです。
うちの塾ではこの夏期講習を経験してもらわないと受験勉強はできないと思っています。
毎日、6時間の受験勉強を経て、やっと最低限の勉強体力が身につくのです。
だからこそ、この夏期講習以降は中3生の募集はいたしません。
とはいえ、これはあくまでも最低限度です。
やるのであれば、夜10時まで自習したっていいんです。
過去の私の教え子の中には、朝10時から夜10時まで塾で自主勉をしている子もいましたからね。
秋になって、冬になって、いきなり毎日4時間勉強しろと言われたときに、その子は4時間の勉強を苦痛なくできるでしょうか?
勉強をやったりやらなかったりしている子が4時間を毎日勉強するのは、無理な話です。
でも、うちの子は4時間の勉強が大したことがなくなります。
だって、すでに夏期講習でその経験をしているんですから。
人はすでに経験をしていることは苦痛だとは思わず、むしろ楽だと思うのです。
その理論がある以上、毎日6時間の自習ははずせませんね。
毎日、塾に来て課題に取り組んでもらいます。
今年はそれと合わせて定期テストを実施します。
夏期講習を4タームに分け、そこで範囲を定めた定期テストを実施していくのです。
自習中はその定期テストのためにひたすら勉強してもらいます。
毎日の課題とは別に、そのテスト勉強を行うのです。
そのテスト結果は随時集計して掲示していきます。
自分の頑張りが塾内でどの辺にいるのかがわかるようになるわけです。
志望校に関しても掲示して、その志望校同士を競い合わせるのも面白いですね。
うちのような個人経営塾のメリットは毎年新しい取り組みを実施できるということです。
結果がどうなるかは心配するところですが、それを恐がって二の足を踏んでいてはもったいないですからね。
成績の上がることはとにかくチャレンジしていこうかなと思います。
明日は、中1・2生の取り組みを紹介しますね。
まぁ、今、私の頭の中にあるアイデアですけどね・・・
それでは、今日はこの辺で。