今日は春期講習10日目です。
今日入れてあと二日・・・頑張りましょう!
春期講習後半では、どんどん予習を始めています。
学校の授業が止まっている今こそ予習のし甲斐があるというものです。
1学期の数学はどの学年も計算分野となっています。
計算ほどしっかりとやらなくてはいけないところはないですし、定期テストで高得点が狙えるところもありません。
全員が平均点以上、塾内平均80点以上は目指したいですね。
で、その計算を指導しているのですが、説明をしても理解はしても、どうしても間違えは出てきてしまいます。
問題をやらせた後、すぐに私が丸つけをするのですが、間違えた問題は「✓」をつけるだけで何が間違えなのかは言わないようにしています。
私「はい、これだけ間違えてたね。じゃあ、何で間違えたのかを考えてみよう。計算過程があるから、一つずつ確認してごらん」
そう言って、生徒にどこが間違えかを考えさせます。
数分後、再度私が丸つけを行います。
直せていれば、「そう!よく気付いたね。そこが間違えているポイントだよ。ちょっと癖になっているから、次から気を付けてね」と声をかけます。
直せていなかったら、「まだ間違えているなぁ。じゃあ、解説を読んで先生の説明を思い出してごらん。何て言われたっけ?」と声をかけ、また考えさせます。
それでも、直らなかったら、私が計算過程を書いて見せて間違えた箇所を指摘してあげます。
このように、すぐに間違えを指摘して指導するということは極力しないようにしています。
なぜなら、間違えているときに間違いを指摘するのは私ができるだけで、生徒自身がそれに気づかないと意味はないのです。
生徒自身ができるようになるというのは、間違えを気づける人間になるということです。
これを鍛えておかないと、いつまでたっても自力で間違えをなくすことができなくなってしまいます。
理想は自らが確認したとき、自分が間違えていることに気づけることです。
私は定期テストの数学で何度か100点をとったことがありますが、それができたのは確認することを怠らなかったからです。
定期テスト前に勉強しているときも、細心の注意を払って計算問題を解いていました。
確認を暗算でおこない、何度も何度も確認をして、絶対に正解しているという自信をもって問題を解いていたのです。
計算に限ってはこういうことができます。
そして、そのやり方を生徒にも伝えていきたいですね。
計算が速くて正確な子は数学が苦手になることはありません。
1学期の数学は今後、数学が好きになるかどうかを決める大事なものです。
気合いを入れて取り組んでほしいですね。
それでは、今日はこの辺で。