希望の高校に入るのが、中学生の大事な目標の一つです。
そのために、嫌な勉強をしなくてはいけないんですね。
受験戦争は競争なわけですから、ライバルに勝たないといけないわけです。
そして、無事に希望の高校に入れたとします。
なんとなく高校生活を過ごして、なんとなく大学に行こうかなと考えます。
高3になるころにどこの大学に進学しようかを考え始めます。
しかし、なんとなく過ごしていた人ですから、成績はまあまあです。
もしかしたら、なんとか進級できている状態かもしれません。
そんな状態で果たして有名な大学に進学できるのでしょうか?
例えば、偏差値48の鹿島高校生だったとします。
鹿島高校の授業レベルはそこまで高くないので、高校の授業で大学に必要な知識を学ぶことは難しいでしょう。
定期テストもそこまで難しくはありませんし、そんなテストでそこそこな成績をとっているわけです。
そんな子が有名大学に進学するのはかなり難しいことでしょう。
もちろん、無名の大学なら進学することは可能ですけどね。
鹿島高校から有名な大学に入りたいのであれば、学年で10位以内に入っていないとダメでしょうね。
そして、最低でも進学クラスにいないと、有名大学に進学するのは不可能です。
学校の授業では足りないので、自学自習もしなくてはいけません。
一方で、偏差値56の鉾田一高ではどうでしょうか。
この高校は進学校ですので、授業のレベルは大学入試を意識したものになっています。
ただ、そこまで頭がいい子がそろっているわけではないので、高校内で競っているだけでは有名大学に行くのは厳しいでしょうね。
順位的には30位以内は最低入ってほしいところですね。
そうでなければ、有名大学に進学することは厳しいでしょう。
有名大学に進学をしたいと考えているのであれば、そして学力で大学を合格したいと考えているのであれば、偏差値の高い高校に進学しないとダメだと思います。
自分が将来行きたい大学が決まっているのであれば、そこから逆算して高校を決めていかなくてはいけません。
例えば、東大まではいかなくても1流の大学に進みたいのであれば、清真学園や佐原高校に進学をするべきでしょう。
そして、その中で上位にいるべきでしょう。
大学受験は高校受験の比にはならないほど大変です。
経験した人はわかると思いますが、毎日毎日血のにじむような努力をして、やっと勝負ができるのです。
全国の受験生が必死になって勉強しているのが、大学入試の受験戦争なんです。
片田舎で順位が上だからといって、それは大したことはありませんよ。
全国は大勢の猛者がいるのです。
その人たちに勝つための努力をしなくては、希望の大学に進学することはできませんからね。
それでは、今日はこの辺で。