ケアレスミスをなくすにはどうしたらいいのでしょうか。
普段から気をつけるしかないのですが、それで直るのであれば、それはもはやケアレスミスとは言わないでしょう。
ミスをしている子に対して、周りから言えることは「気をつけなさい」という一言だけです。
ですが、その一言を何度投げかけたところで、本人が間違えをなくそうと思わないかぎり、ケアレスミスは直らないでしょう。
そして、生徒がミスをなくそうと努力をしているにも関わらず、それでもケアレスミスがなくならないとしたら、いよいよかける言葉がなくなってしまいます。
ここまでくると、周りでやってあげられることがなくなるんです。
ケアレスミスを完全になくすことはもともとできないものです。
ミスをしない人間なんていないんです。
いたとしても、それは超人レベルと言えるでしょう。
人並み外れた集中力がないと、それを達成することはできません。
プロのスポーツ選手などは試合でミスが命とりになりますから、脅威の集中力でミスを回避します。
世界一の選手は試合に限り、ミスをすることがありません。
ミスをした人は負け、ミスをしない人が勝つのです。
これは勉強でも同じことなんだと思います。
ミスは受験でも命とりになるんですよね。
ミスが多い子が受験に勝つことはできないでしょう。
でも、ミスはするものです。
であれば、最終的にできることは、ミスを想定して行動することですね。
事前にミスをすることを想定して、ミスをしたとしても合格できるくらいの点数をとっていくのです。
簡単にいえば、点数をできるかぎり上げていくことです。
もう合格点に達しているから大丈夫なんてことはありえません。
ミスを想定してそれ以上の点を狙っていきましょう。
目標に達するまでは油断せず努力を続けてもらいたいですね。
茨城の受験まで後1か月。できることをしっかりとやっていきましょう。
それでは、今日はこの辺で。