当ブログでも何度も言っていますが、塾は必ずしも行かなくてはいけない場所ではありません。
むしろ自分で勉強できるのであれば、塾などに頼る必要などないのです。
実際に、塾に行かずに好成績をとっている子もいるわけですから。
自分で勉強できないからこそ塾に通うわけですが、塾に通って勉強の仕方がわかったら塾を辞めてもいいと思います。
私も生徒が自分で勉強できると思ったから塾を辞めるのであれば喜んで送り出します。
塾はいつまでもサポートをしてあげることができません。
高校生になっても塾は継続することはできますが、塾でやってあげられることなど些細なことです。
基本的には自ら頑張るようにしないと、高校の授業はついていくことができないでしょう。
結局、自分で勉強する意思と自分に合った勉強方法がなければ、成績はどんどん下がっていきます。
どれだけいい高校に入っても、それが身についていないのであれば、高校の授業についていくことはできないでしょう。
塾ができることは最低限の勉強のルールを教えることです。
勉強方法がわからなければ、勉強方法を教える。
勉強する環境がわからなければ、勉強する環境を与える。
勉強する時期・タイミングがわからなければ、その時期を教えてあげる。
その最低限のルールが身についたら、後は自分の自主性にのっとって、そのルールを改良していけばいいのです。
塾で強制的に勉強させられたとしても、のちのちは本人が考えて自らのペースで勉強していけばいいのです。
このことに関して生徒に話したりします。
とある成績優秀な生徒に
「もう勉強方法を覚えてきたんだから、あとは自分でやってごらんよ。テキスト読んだり教科書読むだけで理解ができるんだから、塾は必要ないんじゃない?」
と話をしています。
でも、本人は不安になるからか、
「でも、塾に行っていないと、自分で勉強するようになるかはわからない・・・だから、辞めないよ」
と答えています。
この子に関しては、まだまだ自分で勉強しようという意思が弱いんでしょう。
こういう場合は、まだまだ塾が必要かもしれませんね。
一方で、とある優秀な高校生で、今後は自分でできるということで塾を辞めた子もいます。
その子は確かに塾に頼らずとも自分の意思で勉強できる子なんですよね。
途中から塾は必要なかったんでしょうね。いいタイミングで卒業していきました。
ここで一つ断っておきますが、私は指導をしたくないからこんなことを言っているわけではありませんからね。
私自身教えることが好きなのでこの仕事をしていますし、生徒の成長が見ることができるのはこの上ない喜びですから。
私の理想は生徒自身が考え、自ら行動できるような子に育てることなんです。
だからこそ、自立ができる生徒を育てることは塾の目標達成を意味するのです。
今後も生徒を育てていきますが、少しでも生徒の自立に貢献していきたいと思いますね。
それでは、今日はこの辺で。