新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
さて、うちの塾も今日から始動です。
受験まではあと少しですから、気合いを入れてやっていきますよ!!
ここの地域は成績が下位から中堅当たりの子は茨城県の高校を、上位の子は千葉県の高校を志願する傾向があります。
そもそも、ここの学区は偏差値の高い高校がないので、成績上位の子がお隣千葉県の高校を受けるのは当たり前のことなんです。
では、茨城県と千葉県の高校入試の問題の難易度はどうなのか?
はっきりいって、茨城県の方が難易度は低いです。
平成26年度の5教科平均点は、千葉県前期で251.9点、茨城県で293.2点でした。
それだけ見ると、41.3点も差があることがわかります。
この原因は千葉県が思考力が問われる問題を多く出題するからです。
一方で茨城県は非常にオーソドックスな問題を出題します。
そのため、茨城県は努力さえすれば点数を伸ばすことが容易なのです。
とはいえ、最近の平均点を比較すると、そこまでの差はなくなってきました。
一時期に比べると、千葉県の入試問題はかなり易化してきています。
そのため、千葉県も努力次第で点数を伸ばすことは可能になってきています。
以前の入試では、千葉県側を受験するためには、思考力を鍛えなくてはいけませんでした。
茨城県の中学生は思考力を問われる問題に慣れていないので、千葉県の過去問を解かせると点数がとれないことが多かったのです。
思考力は短期間で伸ばすことが難しいです。
普段から、考えることを癖づけることが大事です。
それは中1・2から始めておいた方がいいことですね。
もちろん、基礎をおろそかにするのは間違っています。
まずは基礎を完璧にすることを目標に頑張って、それが達成出来たら少々難易度の高い問題を解くべきですね。
千葉県の高校に受かりたい、ましてや前期で受かりたいのであれば、それなりに勉強に負荷を与える必要がありますね。
基礎だけをやっていれば、高校入試に受けるということはありませんからね。
それでは、今日はこの辺で。