集団の中にいると、自分の位置を見失いがちになります。
たとえば、大した点数をとっていなくても、順位が高ければ満足してしまいます。
定期テストで400点をとって、10位以内に入れる。
定期テストで450点をとっていても、10位以内に入れない。
どちらの方がレベルが高いかはすぐにわかりますね。
定期テストの問題の難易度が高いのであれば問題はありません。
400点でも価値は高いですので。
でも、難易度がそれほどでもないのであれば、400点の価値はそこまで高くはないのです。
集団の中にいると、自然と目線がだんだん低くなってしまうんです。
「井の中の蛙、大海を知らず」とはよくいったものですね。
ただその環境で自分が優位に立っているだけで、ちょっと外に出てしまえば、自分は大したことがないとわかってしまいます。
実力テストの平均点を各中学で比較してみると、中学の実力差がよくわかります。
実力テストは市内の中学校なら、同じ問題を解くので、実力差が測りやすいのです。
もし、気になるのでしたら、学校の先生に聞いてみるといいと思います。
学校の先生たちはそういう情報は共有していますので、自分の中学がどのレベルにいるのかはわかっているんですね。
特に進路指導の先生は他の学校に負けまいと必死になって学習指導をしていると思います。
だからこそ、情報は確実に持っているでしょうね。
もし、自分の中学の実力が低いのであれば、順位はできるだけ高くしておかないといけません。
高校受験は同じ中学の人たちと争うわけではありません。
他中学の人たちと戦うのですから。
大事なことは現状で満足しないことです。
上を目指しておいて損することはありませんからね。
最終的に高校入試という戦場で勝ち残るためにも、できる限り高い成績をとり続けましょう。
それでは、今日はこの辺で。