昨日は神栖1中・2中で定期テストが実施されました。
その日の夜、とある中学生の授業をしたのですが、そのとき聞いてもいないのに生徒たちがテストの話題で盛り上がっていました。
その話をしている中心人物は、勉強する意識の低い子でした。
この生徒も定期テストの勉強は頑張ってはいたのですが、言われたからやっている感じがどうしてもあった子なんです。
だから、テスト勉強をやっていても、集中はなかなかできませんでした。
周りの子が集中してやっていても、自分の世界に入ってしまい、ボーとしていることが多かったです。
そんな子がテストがあった当日にテストの問題について、友達同士で話をしているのです。
私はその光景を見て驚いてしまいました。
あれだけやる気がなかった子が、テストに興味を持つなんて・・・と。
よくよく話を聞いてみると、結構自分なりに問題が解けたそうなんです。
結局、やる気はなかったものの、テスト勉強はやった分だけの効果があったんですね。
私自身もやらせてよかったと思えましたね。
テストで解けたという感想を持てると、勉強に対して少しは前向きになっていきます。
大抵の子は勉強していないで成果が出ていないだけですから、勉強をさせてしまえば一定の成果は出るのです。
この生徒が今後も勉強に前向きになるかどうかは保証できませんが、何かのきっかけになってくれればと祈っています。
この経験は必ずどこかで活きるはずですからね。
このような経験をほかの生徒もできるように、こちらも頑張っていきます。
それでは、今日はこの辺で。