今日は夏期講習最後のテスト日でした。
今日の成果で夏期講習の真価がわかるわけではありませんが、努力が報われるのか報われないのかの最初の試金石にはなりますね。
うちの中3生は夏期講習の講習日24日間を朝10時から夕方の5時まで、実質5時間の自習をやり遂げました。
単純計算で24日×5時間=120時間です。これにプラスして、塾の休みの日の家庭学習を含めると大体150時間弱は勉強したことになります。
なぜここまで勉強させるのかというと、「勉強体力」なるものを身に着けてもらいたいからです。
スポーツでも基礎体力は大事になりますよね。
勉強でもそれは同じなんです。
たとえば、12月ごろ、やっと受験生の自覚が出て勉強を開始した生徒がいたとします。
今まで勉強してこなかった子がいきなり5時間も6時間も勉強できるでしょうか?
答えは不可能です。やれたとしても、3日坊主になるのがオチでしょう。
でも、うちの子たちはきっと10時間以上の勉強にも耐えることができるでしょう。
もちろん、やる気があればの話ですが・・・
この夏の目標はあくまでも「勉強体力」を身に着けることなんです。
もちろん、成績が上がれば上々でしょうが、そんなに簡単に成績は上がるものではありません。
3か月間コツコツ勉強を続けて、やっと上がってくるのが成績なんです。
たかが1か月程度勉強したからといって、簡単に成績は上がらないんです。
でも、今年の中3には嬉しい誤算がありました。
それはほとんどの生徒が成績を上げてきたんです。
中には志望校の合格点数をオーバーした生徒も現れました。
ということは、今回の夏期講習の自習で生徒たちは成績を上げられたことになります。
これってなかなかに珍しい現象なんです。
今年の夏期講習に取り入れた新しい取り組みが功を奏したのか、
それとも元々生徒たちの能力が高かったのか、
どちらが正解なのかは今の段階ではわかりません。
でも、苦しい課題を乗り越え、課題テストをクリアし、毎日休まずに頑張り続けたおかげで、一定の成果が出たのでしょう。
受験勉強はまだまだこれからですが、第一志望全員合格を目指して、今後も頑張ってほしいと思います。
それでは、今日はこの辺で。