今日は保護者面談を2件行いました。有意義な話ができましたね。
家での様子を伺ったり、保護者様のご希望を聞いたりすると、こちらも生徒への対応を考えることができます。
どう育てたらいいのかを、私本位で進めてしまっても、間違ってしまう場合があります。
保護者様のご希望を聞くことで、修正したり、改善したりすれば、いい方向で生徒を育てることができますからね。
やっぱり直接お話を伺うことで、いろいろと見えてくるわけですから、保護者面談はやる意味がありますね。
さて、今日は基本的な勉強方法の3つ目です。
その3 暗記するときは、書いて覚える。
最近、スマホが普及したことで、映像授業が流行っています。
ただ、それは学習内容を理解するのに役立つだけです。
それを何度も聞いていれば、暗記も可能ですが、なかなか長期的に記憶しておくのは難しいでしょうね。
昔は漢字練習や英単語練習など、書く練習を学校の宿題で出されていました。
今も出されてはいるものの、徹底されてはいないように感じます。
昔に比べると、圧倒的に書くことが不足しているように感じます。
暗記するのは、「書く」のが一番効果があります。
何度も書いて体全体に言葉を染み込ませるのです。
私も受験生のときは、なかなか覚えられない単語などは何度も何度も書いて覚えていました。
見るだけで覚えられるという人も中にはいるでしょうが、それは短期的に覚えていられるだけで、長期的に覚えていられるかどうかは保証できません。
やはり、手を動かすことで脳を動かすことにつながりますので、書くことをしないとしっかりと記憶することはできないんです。
でも、ただ単に何も考えずに書いているだけではダメですよ。
覚えようという意思が大事になりますし、意味を考えながら書かなくてはいけません。
できれば声に出しながら書いた方がいいです。
人間は五感をフルに使って勉強した方が効率がいいと言われています。
手を動かし、目で確認し、口に出して、耳で音を感じる。
そうすることで五感をフルに活用することになり、暗記の効率がよくなるんです。
努力は絶対に裏切ることはありません。
覚えるまで何度も書く。覚えたかどうかはテストして確認する。
時間をかけたものほど、自分に残るものは多いのです。
まずはしっかりと「書く」。丁寧に正確に素早く書く!
これが絶大な効果を出します。ぜひ実践してみてください。
それでは、今日はこの辺で。