進学校の高校では定期的に模試が行われます。
基本的に大学を目指すことを目標にしているので、大学進学のために模試を利用して自分の位置を知るのです。
結果を見て、偏差値と大学の合格判定を確認します。
そうすることで全国の競争相手と自分はどれだけ違うのかを確認するのです。
ですが、模試というのは本来そのためにあるものではありません。
もちろん、大学の判定として模試を利用することは間違っていません。
しかし、その判定なんてものは勉強していけば変わるものだし、今の判定など大学入試本番に通用するものではありません。
大事なことは模試を復習することなんです。
模試によって、自分の得意分野と不得意分野を知ることができます。
不得意分野はそのままにしておけば、大学入試に必要な点数をとることはできません。
不得意分野、得意分野だけど間違った問題はすぐに復習を開始して、次の模試で克服しないといけません。
模試というのは、同じような分野が出てくるわけですので、できない分野は克服しておかないと点数は上がってきません。
高校の勉強をただ頑張っていたとしても、大学入試レベルの問題を解けるようにはなりません。
大学入試レベルの問題というのは、基礎的な問題ばかりではないからです。
しかし、模試の問題というのは大学入試レベルと合っています。
模試は基本的に点数がとれないものです。
数学にいたっては平均点が30~40点です。
それだけ難しい問題が多く出題されているのです。
高校の授業をまじめに受けていれば解けるようになるのかといったら、そんなことにはなりません。
模試は模試用の対策をとるしかないのです。
模試用の対策というのは、模試の問題を解きなおすということです。
できない問題をできるようにする。
それも模試レベルの問題で克服していくのです。
これを実行していけば、高校のレベルなど関係がなくなります。
模試は全国レベルの問題ですので、高校のレベルは関係がないのです。
模試で十分に点数がとれるようになれば、大学も合格することができるでしょう。
大学を一般入試で、自分の力で行きたいと考えているのであれば、有意義な勉強をしていきましょう。
高校の勉強は頑張った・・・でも、模試では点数がとれない。
そんな状態になっている人は勉強の仕方を変えてみましょうね。
それでは、今日はこの辺で。