うちの生徒たちは宿題を忘れる子もいないですし、
指示通りしっかりとやってくる子が多いです。
ただ、それは当たり前のことなので、それだけで成績が上がることにはなりません。
昨日も暗記については意識を変える必要があることを書きましたが、
ただ、宿題をやっているだけでは、ちゃんと暗記したことにはならないのです。
もちろん、何も勉強していない子とは比較はできません。
勉強していない子については、うちの子たち以下ですので相手になりません。
私は定期テストで点数をとらせることを目標にしています。
せっかくしっかりと宿題をしているのですから、
定期テストで点数をとってもらいたいと切に願っています。
ただ、やり方を工夫していかないと、定期テストで点数をとることは難しいでしょう。
せっかく努力しているのに、全然点数が上がらない。なんてことが起こってしまうのです。
日ごろから、生徒たちには宿題のやり方について事細かく指示しています。
しかし、その真意はなかなか伝わらないんですよね。
ということで、今日は抜き打ちで確認テストを行ってみました。
もちろん、今までに授業で教えたところです。
少々、授業以外のことも出てきますが、それが不正解でも十分に合格点がとれるようにしています。
結果は惨敗でしたね。
すぐさま優しく説教をしてあげました。
「ね?宿題をただやっているだけでは点数がとれないでしょ?」
「宿題をするときは、しっかりと暗記しようと考えてやっている?」
「これが定期テストで出たら、点数はとれないんだよ」
結果が惨敗になることは想定内でしたので、怒ることはありませんでした。
今回の目的は、いかにダメな勉強方法をしているのかを気づかせることです。
この説教でいい方向に向かってくれたら、今回の目的は達成ですね。
定期テストが迫っている中ですので、荒療治ですね。
でも、意識を変えることは必要なことです。
早めに失敗して、それを反省して本番に生かすことが大事だと思います。
ちなみに、とある中3生がこの前喝を入れたところ、ものすごく変わりました。
苦手な英語なのに、2回連続で確認テスト一発合格でした。
宿題のやり方等が変わってきましたね。意識が変わった証拠です。
今日はこの子をべた褒めしてあげました。きっとこの進歩で自信がつくと思います。
今後がとても楽しみになりましたね。
人が変わるのはショックを受けてからです。
ショックを受けることがなければ変わろうとは思わないでしょうね。
今回の出来事によって、変化が出てきてくれたらうれしいですね。
それでは、今日はこの辺で。