エビングハウスの忘却曲線はご存知でしょうか。
このブログでも度々紹介しているものですが、塾業界に生きる人ならば知らない人はいないと思います。
⇒こちらで検索「エビングハウスの忘却曲線」
人というのは、かなりのスピードで記憶したことを忘れる生き物なんです。
そのため、忘れることを嘆いていても意味はありません。
自分が忘れやすいと思うのであれば、意識を変えればいいのです。
一番いいことは、授業内容をしっかりと覚えている間に、復習をすることです。
しかし、学生は忙しいです。タイミングよく復習はできないかもしれません。
ふとしたときに昨日やった授業内容を頭に思い浮かべてみるのです。
しっかりと思い浮かべるなら、内容を覚えている証拠です。
逆に思い出せないなら、授業ノートやテキストのまとめページを見て確認してみましょう。
これならば、そんなに時間をとられる心配はありません。
忙しくても、10分程度の時間はとることができるでしょう。
これを一日に何回か繰り返すのです。
何度も記憶をたどることで、一生忘れない知識に変わります。
勉強というのは、机だけでやるものではないんです。
登校中や休憩時間中、遊びに行っているときですら勉強はできるのです。
ふとした瞬間に「ボー」としているのではなく、昨日習った内容を思い出してみましょう。
これが一番手っ取り早く復習ができると思いますよ。
かく言う私は風呂の中で、今日覚えたことを頭に思い描くようにしています。
そして、一日のうちに気づいたら思い出す作業を繰り返すようにしています。
忘れやすいなら、回数を重ねて覚えるようにしましょう。
一日とか一回とか短い時間で覚えたものはどうせ忘れてしまいますよ。
大事なことは短い時間で回数を重ねて暗記していくことです。
ぜひ実践してみてくださいね。
それでは、今日はこの辺で。