とある高校2年生がいます。
この生徒は今年、一番高い学力のクラスに移ることになりました。
これは、高1のころ頑張って成績を上げていたからこその成果です。
上のクラスに上がるというのは、授業のレベルも上がるということになります。
すべての授業で予習が強制され、毎日予習をしておかないと授業についていくことができなくなったそうです。
この子自身が上のクラスに上がることを希望していたから実現したことなのですが、あまりにも授業のレベルが上がったものだから、今は悲鳴を上げています。
ただ、これも慣れてしまえば大したことではなくなるはずです。
人は環境が変わるとその環境に順応しようとしていきます。
逆にいえば、環境が緩いところでは、それなりの成長しかしなくなります。
自分の置かれた環境はどうでしょうか?
周りの人が勉強していなかったり、先生たちが厳しくなかったりすると、その環境で成長することは厳しいのではないでしょうか。
そして、これは塾にも当てはまると思います。
塾でも緩い授業を繰り返し、成績が上がらないところが存在します。
逆に生徒が優秀で、レベルの高い授業を行っているところもあります。
置かれた環境で人が変わるのであれば、できる限り厳しい環境に身を置くようにしたほうがいいと思います。
そうすればその環境に慣れようとするだけで、おのずと自分を成長させることができると思います。
中学生なら、まずは高校選びで厳しい環境のところを選択しましょう。
たとえば、佐原高校や市立銚子高校や鉾田一高などのような進学校に進むことを選択してみたらどうでしょうか。
進学校であれば、生徒の質も先生の質も高い水準のものが用意されています。
もちろん、そこを目指すためにはそれなりに勉強をしなくてはいけませんけどね。
目指すのなら早いほうがいいと思います。
今は4月。心機一転、新しい目標を設定しなおすのはいかがでしょうか。
それでは、今日はこの辺で。