今日は水曜日、春期講習明けで初めての自立支援学習日でした。
新しく塾に入った生徒や、今まで休塾していた生徒たちもそろい、ほぼ全員参加の自立支援学習日でした。
普通の個別指導塾は全員が集合するということはまずありません。
集団授業では全員が教室に集まるので、競争原理がおのずと存在しています。
しかし、個別指導というのは一人ひとりの授業時間が異なるため、一堂に会することがそもそもないのです。
うちは自立支援学習日を設定しているため、中学生全員がそろう日があります。
そして、この日は黙々と集中して勉強しなくてはならないのです。
他の個別指導塾では他の人がどんな風に頑張っているかを、うかがい知ることはできないかもしれません。しかし、うちではほかの人がどんな風に集中して勉強しているかを目の当たりにできるのです。
このおかげで、生徒にはある変革が起こります。
学校では騒がしくしていても、塾のこの時間だけは静かに黙々と勉強する。
しかも、これは一人だけがやっているのではなく、全員が黙々と勉強しているのです。
中3生は上級生として、うるさくするわけにはいきません。
だって、中1生が静かに勉強できているのですから。
自立支援学習日は勉強の方法を教えることを目的にしていますが、
周りから正しい勉強姿勢も学ぶことができるのです。
真面目な子が集中していても、人は当たり前と感じるだけです。
しかし、やんちゃな子が集中して勉強していたら、驚くのではないでしょうか。
周りに影響を受けて自分の勉強の姿勢を正していくのです。
これはうちの長所の一つなのかもしれません。
個別なのに、集団で勉強意識を高めていく。
今後もこのやり方を貫いていけたらと思います。
それでは、今日はこの辺で。