今日から春期講習が始まりました。
講習での授業は講習でしかできないことをします。
それは、なんといっても復習です。
普段の通常授業では、学校の授業に合わせて進めていくので、なかなか復習ができません。
そのため、講習中は予習よりも復習を重点的に行います。
とはいっても、全員が同じ復習をするわけではありません。
例えば、英語に至っては、基本ができているかいないかで授業内容が異なります。
基本ができていない生徒にとって、まずは文の種類をしっかりと判別することを確認します。
文の基本というのは、be動詞と一般動詞の区別ができるかどうかです。
それができないと、文の構造を理解することはできません。
実力テストでも文の構造を理解しているかを尋ねる問題がありますが、しっかりと理解していないと正解を導けないのです。
数学であっても、できる生徒には応用問題をやらせます。
入試レベルの問題をやらせることで、基本が身についているかを確認するのです。
これはうちの指導スタイルが個別指導だからできることです。
集団授業では同じ内容になってしまうため、
それが必要な生徒もいれば、不必要な生徒もいます。
不必要な生徒にとっては、「基本をやる」など退屈で仕方ないでしょう。
もちろん、基本は何よりも大事なことではありますが、普段からの授業でも基本のチェックができていれば講習に基本をやる必要はなくなるのです。
人の能力に応じて必要な授業を組み込んでいく。
これが個別指導の利点なんでしょうね。
それでは、今日はこの辺で。