とある中3生と話をしていたんですが、
その生徒は緊張するテストでは点数が低くなり、気楽にできるテストでは高得点をとっていいる生徒なんですね。これは典型的な本番に弱い人間なんです。
私は今まで何人もの生徒を見てきましたが、
本番で緊張してしまって実力が出せなかった生徒はたくさんいましたね。
気楽に解ける過去問では高得点がとれていて、十分に合格できる実力を持っているにも関わらず、本番でこけて不合格になってしまう・・・そんな生徒がいました。
逆に、本番にめちゃくちゃ強い生徒もいましたね。
学校の実力テストでは高校の合格点に届いたことがなかったのに、滑り止めの私立高校はもちろん、本番の高校でもあっさりと合格を勝ち取ってきました。
その生徒の特長はポジティブシンキングをしていることなんですよね。
緊張してしまう生徒は「失敗したらどうしよう」と思い悩んでしまうのに対して、
この生徒は「きっといい結果が出せるぜ!」と自信満々に試験を受けていたんです。
ポジティブもネガティブも一長一短なので、どちらがよくてどちらが悪いとは、一概には言えないんです。
ただ、試験に関してはポジティブの方がいいのでしょうね。
本番に弱いタイプの人は、試験前にポジティブシンキングを心がけてみましょう。
「ここまで頑張ってきたんだから、きっと大丈夫」と自信をもっていくんです。
もちろん、頑張っていることが前提ですけどね。
それでも心配で仕方がないというのなら、普段から合格点以上の点数を取り続けるしかないですね。
本番で緊張して点数を落としてしまうなら、普段の点数をできるかぎり上げておくのです。
そうすれば、本番で緊張して実力が出せなかったとしても、十分に合格点に到達することができます。
メンタルを鍛えることはそんなに簡単なことではないかもしれません。
ただ、大事な高校入試に合格するためには、メンタルトレーニングは大事だと思いますよ。
日々、自分に自信を持つように「きっと大丈夫だ」と自らに暗示をかけていきましょうね。
それでは、今日はこの辺で。