連日、神栖2中の中3生の努力と成績UPを書いていますが、今回は桁違いの努力をしていた生徒を紹介しますね。
この生徒は定期テストで必ず400点以上をとるという目標のもと頑張っていた生徒なのですが、この定期テストの対策のために1冊のノートをやり切りました。
渡辺塾では宿題と課題に利用するノートを無料で配布しています。
(授業用は自分のを用意してもらう)
定期テスト前は学校ワークの「繰り返しノート」を配布して、各自に取り組んでもらっています。定期テストが終わったら、このノートは提出してもらって、生徒の努力を確認するようにしています。
そんな中での出来事でした。この生徒は一冊のノートをワークの繰り返しでやり切ったのです。すばらしい努力ですね。
この生徒は中2からうちの塾生になった生徒なんですが、最初はあまりやる気がありませんでした。最初の定期テストこそ大きく成績UPしたのですが、その後はずるずる下がってしまっていたんですね。
でも、中3に入ってから一気に変わりました。
学校の授業が進んだら、すぐに学校ワークを進めていました。
塾の授業1時間前には塾に来て、ひたすら勉強していました。
定期テスト前の土日も4時間以上は自習していました。
何がこの生徒を変えたのかはわかりません。
でも、あきらかに今までとは行動が違うのです。
私同様、この生徒のお母さんも変わったことに気づいていました。
人が変わったかどうかは、行動を見ればおのずとわかります。
今まではいい加減にやっていたものが、いきなり本気でやり始めるのです。
その生徒の努力は誰から見ても明らかだったんですね。
定期テスト1週間前には余裕で学校ワークが終わっていました。しかも、私に言われる前から繰り返しをスタートしていました。
人に言われる前に自分で動くことはなかなかできるものではありません。それでも、この生徒はそれを実行したんですね。
定期テストの結果はまだ出そろっていませんが、現時点で前回の成績を大きく上回ることは確実です。
本気になった生徒は必ず成果を上げるものなんですよね。
塾講師としての醍醐味は、「生徒の本気の努力が見られる」ことです。
どんなに優秀な生徒でも、努力ができない生徒は私は評価しません。
なぜなら、現状はそこまで努力しなくてうまくいっていても、今後どうなるかはわからないからです。
逆にそこまで優秀じゃなくても、最大限の努力をしている生徒はすばらしいと私は思います。努力ができる人間であれば、今後の人生で大きな壁にぶち当たったとき、その壁を自力で乗り越えられるのだと思うからです。
努力は誰でもできることです。
自分が才能がないと嘆くのは、努力をしてからでも遅くはないです。
自分の可能性を信じて、今は目の前のことを最大限がんばってみましょう。
それでは、今日はこの辺で。