生徒にやる気を出してもらいたくて、塾側は生徒にいろいろな話をします。
一時的にやる気は出るものの、それは本当のやる気とは言えません。
塾でできることは、あくまでもきっかけ作りです。
先輩の話を聞かせたり、将来の話をしたり、高校や大学の話をしたり・・・
色々な話をして、現状を変えなくては将来ダメになってしまうよと警鐘を鳴らします。
素直な生徒はすぐに反応してくれますが、素直ではない生徒は反応自体が鈍いです。
素直かどうかは、塾講師との信頼関係にも関わってきます。
講師を信頼している生徒は、塾講師の言うことも素直に聞くものです。
あまり信頼関係が築けていないと、講師の話は生徒に響くことがありません。
塾講師との信頼関係はどうやって築いていくのか。
それは、生徒のテストの点数を上げてあげることです。
講師の言う通りに勉強に取り組んで、点数を上げてくれれば、生徒は講師に信頼をおきます。
塾側はそのためにも生徒に点数を上げてもらおうと必死になって指導するものなのです。
点数を上げられない塾があるとすると、生徒と講師との信頼関係はないのではないでしょうか?
他には塾講師の能力にも左右されます。
塾講師の授業が間違いだらけならば、その講師が信頼されることはまずないでしょう。
塾講師は学校の先生よりも教え方がうまくなくてはいけませんね。
このように単にやる気スイッチを押してあげるといっても、単純な話ではないのです。
某塾ではCMでこのフレーズを言っていますが、その塾に入れたからといってすぐに子供がやる気になるとは限りません。
あくまでも、生徒と講師との信頼関係が大事なのです。それが生徒のやる気に左右します。
私もまだまだ完璧な信頼関係が築けているとは言い難いですが、完璧な信頼関係が築けるように日々精進しています。
他塾の先生方が生徒との信頼関係がしっかりと築けていれば問題ありません。
塾選びの際はその点を見ることも大事になります。
入塾面談の際は担当の講師が信頼に足る人なのか、しっかりと見極めてくださいね。
それでは、今日はこの辺で。