塾に入る理由というのは、いろいろあるかと思います。
一番多いのは「学校の補習」のため。
学校の授業についていけず、塾で補習をしようという考えです。
大半の塾は補習塾で、学校の進度に合わせて授業を行っていきます。
他の理由としては、「上を目指す」ため。
自分の第一志望が偏差値の高い上位高や私立高校などの場合、学校の授業だけでは足りないため、塾に頼ろうという考え。
前者の理由で塾に行くのであれば、学校の授業態度から考え直す必要があります。
能力がそこまで低くないのに塾に行くというのは、単純に学校の授業を聞いていないからです。そして、学習量を増やせばいい話です。
能力がある程度あるのであれば、学校の授業をしっかりと聞いていれば大半が理解できるはずですし、家庭の勉強量を増やせばそれに比例して成績は上がってくるはずです。
実は、これって保護者がどれだけわが子に力を入れているかで決まります。
家での行動をしっかりと管理しているのか、
学校の授業を集中して聞けるように早めに寝かしているのか、
家庭学習は必ず決まった時間に決まった時間分やらせているのか。
以上の点がしっかりと守れているのであれば、塾なんて必要なくなるはずです。
勉強の主はやはり学校です。学校での授業を軽んじている人は、今後、どんな環境に置かれても成績を伸ばすことはできません。
塾に入れたいのであれば、後者の理由であるべきです。
後者の理由であれば、学校の授業だけでは対応できません。もっと高度なことを学ばなくてはいかないからです。そのために塾に入れるのであれば有意義なお金の使い方と言えるのでしょう。
最低限の勉強は、家庭でのしつけでなんとかなります。
まずは家庭でのしつけを徹底してみてください。
塾に入れるか入れないかは、ご家庭で努力をしてからでも間に合うはずです。
安易に塾に入れればいいと考えないでくださいね。
自分でできることを精一杯やる、それでうまくいけば塾なんか必要ないですから。
塾を経営している私が言うのもなんですが、塾って必ず必要なものではないですからね。
まずは家庭でのルールを徹底してみて下さい。
それでもダメならすぐにでも塾に頼りましょう。
それでは、今日はこの辺で。
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