今日は一日雨で涼しかったですね。気温の変化が激しくて大変です。
こういうときに体調不良になっちゃうんですよね。気をつけなきゃですね。
さて今日は国語について。
中学生のころから読解力が乏しい高3生がいるのですが、
今は一日に2つずつ現代文を解いてもらって、とにかく読解力を身につけさせています。
2か月が経とうとしていますが、少しずつ正解が出せるようになってきました。あと一歩で模試の成績も上がってくると思います。
読解力は、すべての教科で必要です。
読解力がある程度ないと、教科書やテキストでの説明が何を言っているかを理解することができません。読解力がすべての勉強の基礎力と言っても過言ではありません。
本来なら小学生のうちから読書に勤しんで読解力を身につけるべきなんですが、
現代は活字離れが進み、本を読むという習慣はどんどん廃れてしまっています。
しかも、最近の小学生はマンガすらも読まないようになってしまいました。
私は本が嫌いだったので、マンガばかり読んでいましたが、そのマンガからでも色々な言葉の意味を覚えたり、漢字を読めるようになったりと、恩恵を受けてきました。
読解力は一朝一夕では身につきませんし、学校の授業だけでも身につきません。
そもそも学校の国語の授業は、テストや入学試験には全く対応されていません。
学校の授業では、国語のテストの点数は上がらないんですね。
なぜここまで言い切れるかというと、学校の国語の授業には重大な欠点があるからです。
学校の授業では、国語には「無限の答え」があると指導します。
教科書を読んでから、「作者が何を言いたいのか」を生徒たちに考えさせます。
生徒一人ひとりがそれぞれの答えを出し、その一つ一つを学校の先生が評価します。
学校の先生は、生徒の意見が良いか悪いかは判断しますが、合っているか間違っているかは判断しません。これがまずいのです。
国語のテストの問題には正解は一つしかありません。
選択問題の正解が「イ」だったとして、その正解の意味に近い選択肢の「ウ」があったとしても、
おしいから正解にしてあげるなんてことは絶対にありません。
それなのに、「国語の答えは無限にある」なんて考えはおかしいですよね。
テストに限っての話ですが、国語の点数をしっかりととるためには、その答えが正解であるという根拠が必要になるのです。
根拠を見つけてもいないのに、自分で考えてそれっぽい答えを出す・・・
これでは、本当の意味で国語を解いたことにはなりません。
文章から答えの根拠になる部分を見つけてきて、それをもとに答えを導く。
これが、国語の解法になります。
面倒くさいからといって、文章を読まないなんて人は絶対に国語は点数が伸びませんよ。
まずは、じっくりと文章を読み込むことからスタートしましょう。
それでは、今日はこの辺で。
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