高校のレベルは下がっていく一方・・・

近年、少子化の影響で定員割れを起こしている高校が多くなっています。

そのため、本来ならその高校には受からないような子が合格してしまっています。

 

これが何をもたらすかというと、高校内のレベルが下がるんです。

高校の質が下がるとなると、授業のレベルも下がっていきます。

 

生徒の質が下がっていくのですから、高度な授業などしてもついてこられません。

テストの内容も簡単なものになっていき、生徒の学力は上がっては行きません。

そのため、大学入試レベルの問題が解けないという子が増えていくのです。

 

高3になれば、本格的に大学受験に向けて勉強を開始していくとは思いますが、高校のレベルが下がってしまえば、大学向けの参考書なども解けることはないでしょう。

それだけ、大学受験が大変なものになってしまうのです。

 

この地域の学力が下がったのは、子どもの勉強不足が影響しています。

この地域の子は特にですが、勉強を頑張っている子が少ないですよね。

ほとんどいないといっても過言ではないと思います。

 

子どもが勉強しないのですから、高校の質が上がっていくはずもないです。

そもそもが学力不足でも合格させてしまっている現状がいけないのです。

厳しいことを言いますが、学力が足りないなら高校側は入学拒否するべきだと思いますよ。

 

うちはこの学力以上の生徒しか入学できません。

と毅然な態度でいればいいと思うのです。

 

そうしたとしても、偏差値の高い高校はビクともしません。

人気がなくなり、生徒が入らなくなる・・・なんてことは起こりません。

 

マズいのは質の低い高校が生き延びてしまうことだと思います。

ある程度勉強という努力をしないと高校に入れないという状況がないとこのままズルズルと下がっていくでしょう。

 

 

まぁそうはいっても公立高校がそんな選択もできるわけもないと思いますけどね。

定員に満たなければどんどん定員を減らされてしまうわけですしね。

 

ただ、教員の数が足りていないのが現状なので、高校はクラスを減らして質を保った方がいいと思いますけどね。

 

理想としたら、きちんと高校の質が保ったまま推移していくことです。

少子化で子どもの数が減っている状況で、高校の質まで下がってしまえば、どうにもなりませんからね。

 

とはいえ、こちらができるのは、そういう中でも上位にいられる子を育てることです。

高校の質が下がっていくのなら、その中で上位にいられるようにしておけばいいのです。

少しは影響を受けてしまうでしょうが、自ら勉強する能力さえあれば、高校の授業はあまり関係なくなっていきますからね。

 

これから高校に入ろうとしている人は、あまり高校に期待をしない方がいいですよ。

結局は、自らが頑張って高めていけばいいのですからね。

高校に合格する前からしっかりと頑張って、高校入学後も活躍できるように準備をしておいてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。