あなたのお子さんは勉強を頑張っているでしょうか?
頑張っている姿を評価してあげられればいいのでしょうが、その勉強が有効なのかどうかはわかりません。
子どもの勉強というのはズルをしている場合があって、勉強をしているフリをとにかく長時間やっているときがあるのです。
集中して勉強ができない子というのは、ボーとしたり絵をかいたりシャーペンなどで遊び始めたりします。
これは親が監視していても同じことです。
親の目を盗んで遊び始めてしまうわけですから、集中して勉強するということ自体ができないのです。
そして、勉強をしていたとしても中身は大したことはありません。
漢字練習や英単語練習を何も考えずに行っていたり、問題を解いて間違っているにも関わらず全部丸にしたり、あらゆる方法を使って勉強しているフリをするのです。
これが、私たちのような指導のプロが見ればわかるのでしょうが、残念ながら保護者の方には見抜けないでしょう。
かなりの時間の勉強を子どもがやっているとなれば、それで安心してしまうのです。
しかし、結局は身につくような勉強ではありませんから、テスト結果などでボロが出てくるのです。
結局はそうやって勉強の成果の真実ってのは出てくるわけです。
子どもの意識が高ければ、点数を上げようという行動をするのでしょうが、子どもの意識が低ければ有益な行動はしないでしょう。
大事なことは子どもの勉強への意識をしっかりと高めることなんですよね。
例えば、行きたい高校があってそこを目指して頑張っていくみたいな、わかりやすいモチベーションがあると勉強は集中できるでしょう。
志望校がまだ決まってなかったりしても、将来のために勉強をしておかなければならないと理解していれば、集中して勉強してくれるでしょう。
残念なのは、親が無理矢理やらせているだけの場合です。
子どもは勉強の大事さに気づきもしない、成績が低いことにも何も思わない・・・そういう状態では、いくら勉強させても意味はないでしょう。
そういう状態になってしまえば、子どもを変えるのは難しくなってくるでしょう。
ひょっとすると、子どもの成長によって勉強への自覚が芽生えるかもしれませんが、何も負荷をかけなければそういうきっかけも生まれないでしょうね。
せっかくやっている勉強ですから、なるべく効果が出るものにしてほしいですね。
とはいえ、テストを受けるのは本人ですから、本人の意識の向上は絶対に必要なのです。
いくら周りがその子の成績を上げようと躍起になっても、本人が動き出さなければ何も良いことは起こらないのです。
ちなみに、大きくなってから意識を変えようとしても手遅れの可能性が高いですよ。
できれば、幼少期から正しい価値観というものを持たせたいものですね。
それでは、今日はこの辺で。