塾が締め切りを守らせようとする目的。

うちの塾ではテスト一週間前に学校ワークを仕上げてもらうこととしています。

テスト範囲表がテスト二週間前に出されますから、本来はテスト範囲までやってもらいたいところですが、一応学校の授業進度までやってもらうこととしています。

 

これは水曜日までに終わらせなくてはいけないものであり、それに遅れるとペナルティが与えられます。

ペナルティはテストまで毎日塾に3時間自習に来てもらいます。

 

家で勉強できないのだから仕方ないですよね。

そういう人は塾に来てでもやってもらわないといけません。

もし、自分のペースで勉強したいなら、学校ワークを終わらせなくてはいけないわけです。

それも期日中に。

 

ちなみに、ワークのやり方にも決まりがあって、丸付けをきちんとすること、きれいな字で書くこと、空白を作らないことなど色々とあります。

これも守らなきゃペナルティの対象になります。

 

そして、ワークを早めに仕上げてもらいったら、後は繰り返し問題を解いてもらうだけです。

問題を簡単に感じるまで何度も問題を解けばいいんです。

とにかく問題を繰り返し解いて、ノートに書きまくればいいわけです。

 

こうやってテストの問題がしっかりと解けるように準備をしなくては良い点はとれないでしょう。

学校ワークを提出ギリギリに仕上げても、良い点数がとれるわけもないんです。

 

人はそんなに器用にできていませんからね。

まぁ、一部の例外はイルとは思いますが。

 

こうして、テスト前にこれだけのことをやってもらうのは、もちろんテストの点数をよくしたいというのもありますが、締め切りを意識して行動することが大事だと考えているからです。

 

スケジュールを考えずに行動するのは、人としてマズいと思います。

これは受験勉強のときにも影響がありますが、社会人になったときに最も影響があるでしょう。

 

ほとんどの仕事には締め切りがあり、その締め切りを守って仕事をしなければいけません。

締め切りを過ぎてしまえば、お客様にも迷惑になりますし、同じ会社の人にも迷惑がかかるでしょう。

 

単純に時間を守らないだけで信用を失うこととなると思います。

これって損しか生まないですよね。

逆に締め切りをしっかりと守ること、ルールをしっかりと守ることで、信用は少しずつ上がっていくと思います。

 

約束事を守ることは大事なことですから、塾の約束事も無視せずにしっかりとやってほしいのです。

まぁ、塾の約束事を守れないなら、塾に来る必要はないですけどね。

なぜなら、そういう子は絶対に成績上がらないですからね。

 

こちらとしても生徒に約束を守らせるべく、しっかりと管理しないといけません。

抜け道があれば、子どもたちはその抜け道をさがしてきますからね。

できるかぎりこちらが注意して、抜け道を作らないようにしないといけないのです。

 

塾でここまでのことをせずとも、自分でスケジュール管理はできると思います。

ゆくゆくは塾を離れるわけですから、それまでにしっかりと締め切りを意識して行動できるようにしてほしいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。