塾、予備校入れただけで大学に合格することはない。

勘違いしている人が多いので、ハッキリ言っておきますが、塾や予備校に我が子を入れたからといって、大学に合格はできませんよ。

高校合格だとしても、塾の力だけではなかなかに厳しいですよ。

 

まぁ、どこの大学でも高校でもいいんなら、合格なんて簡単ですよ。

大学であればFランク、高校であれば定員割れの高校を受ければいいんですから。

 

ただ、それなりの大学に受からせたいなら、塾・予備校に入れたら終わりという考えは捨てた方がいいです。

なぜなら、塾や予備校の授業を聞いているだけでは大学入試で点数はとれないからです。

 

そもそも授業を聞いているだけでは、勉強になっていないんですよ。

あくまでも授業はインプット作業であり、授業を聞き理解したところで、問題が解けるようになっているわけではないんです。

 

問題を解く、つまりアウトプット作業を行わない限り、勉強はできるようにはなりません。

これは塾・予備校の授業以外で勉強しなければいけないということを言っているのです。

自らが目的を持って勉強する必要がどうしても出てくるわけです。

 

家で全く勉強しない子が塾・予備校に通ったってムダです。

そのまま通い続けたところで、大学に受かるだけの実力は身につかないでしょう。

自分で考え、課題を見つけ、目標を設定して合格を目指して突き進むしか大学合格は勝ち取れないのです。

 

例えば、有名大学に合格するような子はどういう行動をしているか分かりますか?

定期テスト毎にしっかりと勉強を行い、点数をしっかりととっていくのは当たり前のこと、毎日ノルマを決めてコツコツ勉強しているのです。

 

土日は用事がなければ朝から晩まで勉強したりします。

平日とは違った勉強をするためには、土日を利用するしかないですから、長時間勉強するために休日を利用するのです。

 

もちろん、英単語や古文単語なども毎日少しずつ覚えています。

知識を頭に蓄積させることで点数が上がることを経験上知っているので、それを信じてコツコツがんばるのです。

 

そうして、高2までに行きたい大学に行けるだけの実力を身につけていきます。

そこから志望校を上げる子もいますし、現状維持を続けることで大学合格を確実にしていくのです。

 

こういう子はよっぽどのトラブルがないかぎり、楽に大学合格を勝ち取っていきます。

コツコツ積み上げた時間が受験までに膨大に膨らみ、自分の実力を大きく伸ばしていくのですから当然です。

 

大学に平然と合格する子というのは、表だって努力をひけらかしたりしません。

ライバルにバレないようにコツコツと裏で努力を続けているのです。

 

よく頭の良い友達に「どうやって勉強しているの?」と質問すると「え~何もしてないよ~」というのは、努力をひけらかしたくないからでしょうね。

もしくは、本当に大したことをやっていないと思っているのでしょう。

 

それだけ毎日コツコツ勉強するのが、この子にとって些細なルーティーンであり、特に苦労することなく努力できるんでしょうね。

習慣化がうまくできる子にとって、周りが大変だと思うことも、本人は大変だと思わないんです。

 

私もこのブログを毎日書いていますが、別にことさら大変なことをしている気はありません。

同業者には「すごいね」と言われるのですが、習慣化した今となっては特に苦労はしていません。

 

ちなみに、去年からウォーキング+ランニングを一日おきにやっているのですが、これも習慣化されたので特に苦痛を感じることがなくなりました。

最近では体力が身についてきたので、運動するのが楽しくなっているまであります。

 

そして、最近では筋トレも始めたので、これも習慣化されたら楽に感じるのでしょうね。

とはいえ、怪我もしやすい年齢ですので、無理なくやっていかないといけませんけどね。

 

このブログで何度も勉強の習慣化を促していますが、それは私が実践して証明していることでもあるのです。

習慣化こそ、何事も目標を達成するための最大のアクションなんですよ。

これを読んでいる読者の方も、ぜひ何かを習慣化してみてくださいね。

 

大学でも高校でも合格を勝ち取るためには、自分で行動する力がどうしても必要となります。

塾や予備校に入れたから安心というのは大きな間違いですからね。

むしろ、お金をかけて本気で進学を考えているのですから、中途半端に努力するのだけは辞めた方がいいですからね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。