私は塾生に平気で「塾辞めた方がいいよ」と言います。
もちろん、これは意地悪な気持ちで言っているのではありません。
生徒のためを思って言っているのです。
生徒の貴重な時間を塾で勉強するというムダな時間に費やすべきではないのです。
そして、それにはお金までかかっているのですから、たちが悪いですよね。
そんな無駄金を払うくらいなら、塾なんて辞めた方が身のためなんです。
とはいえ、これは生徒に勉強へのやる気がなかった場合の話です。
勉強へのやる気がある子には間違っても「塾辞めたら?」とは言いません。
まぁ、言ったとしても塾が必要ではないくらい頑張っている子に対してですかね。
ただ、塾の授業をダラダラ聞いていても、わかりやすい授業を聞くことで内容が理解でき、問題が解けるようになる・・・なんてことも起こらないではないですが、絶対に起こるとは言い切れません。
もちろん塾だってやる気のない生徒にやる気を出させようと努力をしますよ。
とはいえ、それが功を奏して、生徒がやる気になることも絶対に起こるわけではないんです。
もともと勉強へのやる気のない子が、塾に通い始めたらやる気になるかもしれないなんて期待しないでほしいのです。
であれば、少しでもやる気を見せてから塾に入れてほしいのです。
うちの塾はやる気がある子を受け入れたいと考えています。
もちろん、これは贅沢な要求かもしれません。
そもそも勉強のやる気がある子なんていませんし、あるのなら成績で困っていないでしょうからね。
私がお願いしたいのは、完全に勉強へのやる気を見せてから塾入れてほしいと言っているわけではありません。
そうではなくて、塾に入れる以上、その前に子どもにやる気があるかどうかの確認をしてほしいと言っているのです。
子ども自身が少しでも勉強をやってもいいかもと言ってくれるなら、喜んで塾に入れてほしいと思います。
その一手間を加えるかどうかで、成績の伸びも変わってきますからね。
せっかく入れる塾ですから、子どものやる気を少しでも促して、最高の状態にしてから入塾してもらいたいです。
人はやる気があるのとないのとでは、成果の差が大きく変わります。
ぜひ、最低限の行動をしてから、塾に入れてもらいたいと思います。
それでは、今日はこの辺で。