情報を得ようとしない子は痛い目にあうものなんです。

最近ネットでこんな記事?というか情報を見ました。

それは「入社当日に退職代行サービスに退職をお願いする新社会人がいる」って話です。

ツッコミどころ満載のこの記事ですが、どうして退職を決意したかというと配属部署が自分のやりたいことではなかったってことなんです。

 

まぁ、全員が全員、こんな行動をしているわけではないというのは重々承知しています。

ただ、こんな極端な行動に出てしまう子がいるというのが、今の社会なんです。

 

私の見解は100%この子が悪いってことです。

そもそもが自分の入ろうとした会社へのリサーチが甘すぎます。

このネット社会で情報が得られないなんてことはないでしょう。

 

会社に入ったときに、どんな部署があるのかくらい把握できるでしょうに。

そして、自分の希望の配属にはならない場合があるってことを事前に知らなかったのが問題です。

 

会社は総合的に社員を鍛えていくという考えがあり、最初は基本を学ばせる部署に配属するのが当たり前です。

そこで頑張ってまた違う部署で働き、経験を重ねてようやく自分の行きたい部署へ行ける可能性が出てくるわけです。

 

しかも、いろいろな部署で経験を重ねることで、自分が知らなかった適性ってものも見つかるかもしれません。

学生時代に思い描いたことってどうしても子どもの想像に過ぎません。

だから理想と現実とのギャップで心が折れるのでしょう。

 

ちなみに、大学生なんて子どもですからね。

年齢的に大人扱いされるだけで、社会にも出たことのないお子ちゃまなんですよ。

だから、判断が甘いし、そもそも全体的に幼稚なんですよね。

 

そして、自分の口から言い出せないという気持ちはわかりますが、いきなり退職代行サービスを利用するのもどうかと思います。

一般的に退職代行サービスはその職場のパワハラを恐れたり、上司からの説得を避けるために使うものです。

 

それなのに、入社当日では訳が分かりませんよね。

何も会社とのトラブルを抱えていない状況で、代行してもらわないと退職を申し出ることができないのは情けないですよね。

まぁ、それが今の使い方なんですと言われればそれまでですが・・・

 

この例からわかるのは、これだけ情報があふれている現代でも、自分から情報を得ようとしなければ何もわからないのです。

この新人君の例は、いかに情報を得ることをサボってきたかがうかがえますからね。

 

これは勉強でも同じことが言えると思います。

よく高校に入ったものの、自分の想像とは違うと、5月になってから不登校になってしまう子がいますが、これってただの情報不足なんですよね。

 

高校の情報だってネットからでも、先輩からでも、学校の先生からでも、もちろん塾の先生からでも聞くことができるでしょう。

その情報を集めることを怠ったから自分の想像とは違う状況に心が折れてしまうのでしょう。

 

まぁ、いかに情報を得ても理想とは違うことなんかよくありますけどね。

情報通りであることの方が少ないのですから。

とはいえ、夢ばかり見ているからそういうことになるのだと、この失敗から学べばいいだけなんですよね。

 

自分の理想を実現したいのであれば、環境を求めることは悪くないです。

しかし、その環境が悪いからといって、自分のやりたいことができなくなるわけもないんです。

 

逆境を乗り越えることで、人は成長しますからね。

4月の今、自分を取り巻く新しい環境に絶望している子もいるでしょう。

ただ、そんな理不尽は社会に出たら当たり前のことですよ。

 

予想外のことが起きてもワタワタしないように、いろいろなことを想定して新しい環境に乗り込んでほしいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。