小学生時代は平凡な成績だった子が、中学のスタートダッシュに成功し、劇的に変化した子がいます。
今でもその子たちは上位の成績をキープしていますね。
このように中には劇的に変化する子っているんです。
しかも、次男・次女でそういう傾向が起こりやすいんですよね。
たまたまですが、うちの塾生の多くは、次男・次女の子なんですよね。
長男・長女は他の塾に行っていた、もしくはうちに転塾した子で、2番目の子をうちが預かるってケースが多いですね。
なぜうちにそういう子が多いかというと、長男・長女がいた塾では成果が出せなかったからなんです。
うちの塾の評判を聞きつけて入塾して、下の子をお願いしますというケースが多いです。
そして、その子たちの多くが、長男・長女よりも良い成績をとっているのです。
本来なら勉強は長男・長女の方が成績が良いものなんですけどね。
基本的に長男・長女は素直で親の言うことを聞く子が多いです。
親も一番の子ですから、大切に育ててますからね。
でも、根性がない子が多いのが特徴でしょうか。
かく言う私も長男です。
妹が1人いますが、妹の方が秀でたものがある感じなんですよね。
ちなみに、私の妹は書道家で、うちの塾の題字も彼女が書いてくれたものなんです。
今まで指導してきた子たちの中でも、次男・次女の方がものすごく成長するんですよね。
次男・次女はどちらかというと、器用なんですよね。
上を見ているからか、世渡り上手な子が多いです。
だから、信頼が置ける環境に身を置くと、一気に才能が開花していくんです。
もともと器用な子が頑張るわけですからね。
しかも意外と打たれ強かったりしますから、伸び代がたっぷりなんですよ。
別に長男・長女がダメといっているわけではありません。
ただ、過保護に育てていても、あまり良いことはないってことです。
私も根は軟弱ですからね。
極端な例を言うと、以前指導していた3人兄弟がいたんですが、3人とも大学へ行ったものの、長男が一番偏差値の低い大学、次男が努力せずには入ることができない大学、そして三男が誰もが聞いたことある名門大学に進学していったんです。
下に行けば行くほど、才能が開花していく様子がわかるんです。
ちなみに、私が指導したのは中学生のころの彼らです。
高校からは別の指導者に指導を受けていましたが、大学合格毎に私に報告してくれたのです。
まぁ、あくまでも一例ではありますが、そういうケースも多いんですよ。
とはいえ、だから何と言った話です。
別に次男・次女を甘やかしてくれとお願いしているわけでもないんです。
むしろ、今まで通りの子育てをお願いします。
下の子たちは勝手に根が太くなっていきますから。
大事なことは出会いでしょうね。
その子を伸ばせる環境であれば、下の子ほど伸びる可能性はあるのです。
ぜひ、下の子に合った環境を用意してあげてくださいね。
それでは、今日はこの辺で。