うちは学年1位経験者が数名いますが、その子たちはうちの塾に来ているからその順位をとったわけではありません。
多分ですが、他の塾でも変わらないパフォーマンスをしたことでしょう。
多少な差異はあれど、そこまで大きくは変わらなかったでしょう。
そもそも好成績をとるのは、本人が頑張るしかないのです。
それか、才能がないとなんともなりません。
ただ、才能なんて大した要因ではないのです。
努力がそれを凌駕しますからね。
今回のテストでは、うちの塾生のクラスメイトが1位をとったそうです。
そして、うちの塾生はどうやって1位をとったかを聞いたそうです。
すると、その子は「○○をしただけだよ」って答えたというのです。
(念のため○○の内容は伏せますね)
うちの塾生はそれを簡単なことだと勘違いしたようで、「すごいよね~○○しただけで1位をとったんだって」って私に言ってきました。
「あのねぁ、○○だけってそれを何度も繰り返したんだと思うよ。努力してないみたいに言っているけど、その子はめちゃくちゃ努力したんだと思うよ。偉いよね」と私は答えておきました。
いきなり1位に躍り出る子なんて、かなりの努力をしたに違いないのです。
その子は、誰かに言われてやったのか、自分で考えてやったのか、それはわかりませんが、それでもその努力を実行したことが偉いのです。
どれだけ才能があろうが、その才能を使いこなせていない子はたくさんいます。
結局は本人のやる気の問題になりますが、どんなに才能を持っていても努力が伴わなければ意味はないのです。
以前在籍した1位をとった子は、テスト前だけ頑張る子でした。
でも、その集中力はハンパなかったですよ。
とにかく、赤シートで答えを隠して何度も問題を解いて、完璧になるまでやっていましたね。
もともと才能がピカイチだったその子は、受験生になって開花して、一気に成績をあげていきました。
すでに1位の実力があったのに、さらに成績を上げたのです。
今思えば、本当にスゴイ子でした。
1位をとる子は他の子より努力をしているのです。
逆にいえば努力をせずに1位をとることはありません。
近くの中学の学力はひどいものですが、それでも1位をとるのは貴重です。
なんでも一番になることは素晴らしいのです。
高校で1位になるのは途方もなく難しいとは思いますが、中学くらいなら1位を目指せるのではないでしょうか?
ぜひ中学時代に1度は1位を狙ってみて下さいね。
それでは、今日はこの辺で。