今日で保護者面談が最後でした。
約1ヶ月の間やってきましたが、今回もいろいろと貴重な意見を聞くことができましたね。
で、今日はその中でよく出てくる話題を今回のテーマとします。
それは子どもの根拠のない自信についてです。
親が子どもに「このままで本当に受かるの?」というと、子どもは「大丈夫だよ。受験勉強をちゃんとやったら受かるから」と言うことがあります。
これって何も根拠がないんですよね。
そもそも親が子どもにこういう話をするのって、点数がとれていないからじゃないですか?
今までの勉強不足でひどい点数をとっているからこそ、親は子どもを心配して声をかけるんだと思います。
それなのに、大丈夫という根拠はなんなのでしょう。
子どもは親がよくわかっていないと思っていて、こういう言葉を吐くのです。
それに騙されてはいけませんよ。
毅然とした態度で、親は子どもを諭さないといけません。
こういうときは、「だったら、数字で示せ!!」と言ってください。
結局は点数やら偏差値やらがしっかりとしていないと受験は成功しないのです。
合格点というものがきちんと存在しているのですから、それが足りていないなら確実に受かる根拠などないのです。
他にも「中3・高3になったら、ちゃんと勉強するから大丈夫だよ!!」って言う言葉も信じてはいけません。
今勉強ができていない子が、受験間近になったらできる保障はありません。
そういうなら、「今からやってみせろよ」と言ってください。
きっとそういうことを言う子は、すぐには勉強できないでしょうから。
根拠のない自信がある子というのは、現状を棚に上げて話をしていることが多いんです。
親を黙らせるために、ありもしないことを言い出すんですよ。
親が子どもに声かけをする必要がない子というのは、そういう根拠のない自信はないものです。
たとえ今の成績が合格圏にあったとしても、「油断したら落ちる」という恐れがあるので、言われなくても勉強を続けるのです。
模試でA判定をとっていても、落ちることがあるのが大学受験ってものですからね。
こういう優秀な子の思考というのは、参考にすべき点が多いのです。
本来ならこういう考えができていないといけないのです。
むしろ、勉強のやりすぎで周りが心配するレベルでないとダメなんじゃないでしょうか。
甘ったれたことばかり言っているなら、厳しく子どもを制してくださいね。
受験前になったらやるんだったら今すぐ勉強を始めて、合格点をとってこい!!と子どもに声をかけてくださいね。
そうして初めて受験に成功する可能性が出てくるのですから。
それでは、今日はこの辺で。