昨日も書きましたが、塾に行かずとも学校で一位をとることはできます。
実際に近くの中学校の一位は塾に行っていない子ですからね。
しかも、中2と中3の一位は塾に通っていないそうです。
これは家庭学習を徹底してやっていればいいわけなんですが、それでも足りないことがあります。
きっと、こういう子たちも学校の先生の授業に満足しているわけではないんです。
もちろん学校の先生の中には素晴らしい授業をしている人もいるでしょう。
しかし、大半の先生の授業はそこまでいいものではありません。
まぁ、これは教務だけに専念できない学校の先生のつらさと言ったところでしょう。
では、なぜ、一位の子は一位になりえたのか。
それは、自らが勉強する術を持っているからなんです。
どうやったら、自分で勉強できるようになるのか。
それは教科書を読解することなんです。
私たちが中学校のときとは違って、今の教科書は本当によくできています。
カラフルですし、イラストもかわいいですし、何より要点までまとまっていますし。
市販の参考書ももちろんわかりやすいですが、それに頼らずとも教科書だけで十分に勉強はできるんです。
では、なぜあなたの子どもは教科書で勉強しないのか。
それは読解力そのものがないからです。
いくら教科書が優秀であっても、読み解く力がなければ意味はありません。
一位の子が塾に頼らずとも一位でありえたのは、毎日のたゆまぬ努力はもちろんのこと、教科書を読み解く力に長けているのです。
学校の授業がわからなくても、教科書を読み込む力さえあれば、塾なんていりません。
実は、私は自分で勉強することができた子でした。
学校の先生の説明はわかりずらく、聞いててもちっともわかりません。
むしろ、家で教科書や参考書を読んで理解した方が、よっぽど理解ができたんです。
だから、私は学校の授業は真面目に聞く子ではありませんでした。
教え方がうまい先生の授業はよく聞いていましたが、よくわからない先生の授業は半ばボイコットしていたのです。
中には私のことを嫌っていた先生もいましたね。
授業態度が悪いために通知表は5がもらえませんでしたしね。
ちなみに、そのときの定期テストは100点でしたが。
さすがに私のようになれと言ってはいません。
ただ、別に授業に頼らずとも、毎日自学をしていれば、成績は上がるんです。
まぁ、私は一位だけはとったことがありませんでしたけどね。
しかし、今思えば、もっと学校の先生に頼っていればと思います。
いくら自学で理解するといっても、子どもの理解力は拙いものですからね。
本当に専門的な知識をもっているわけではなかったので、間違って理解していたことも多かったですからね。
なので、学校の先生の話を聞くことは大事なことなんだと思いますよ。
結局は、自分の役に立つ情報をしっかりととらえることが大事なんですよ。
きっと一位の子は、そういう動きができているんでしょうね。
ぜひ、こういう子の動きは真似をしてほしいです。
いずれ塾からは離れなきゃいけないときが来るでしょう。
そのときに、自分の力で這い上がることができなければ、何も成し遂げることはできませんよ。
それでは、今日はこの辺で。