小学生のころから毎日勉強していたら、それが1時間だったとしても中学生までにはかなりの時間になります。
例えば、小1のころから毎日1時間は勉強させていたら、かなりの時間数になります。
土日を除いて考えると、1ヶ月は約20日です。
それを毎日1時間勉強するとしたら、1ヶ月で20時間なわけです。
これを12ヶ月と考えると、1年で240時間の勉強になります。
これを単純に6年間続けたとしましょう。
そうなると、合計1440時間にもなるのです。
これが毎日2時間なら、1年で2880時間にもなりますよね。
さすがに小1から2時間も勉強している子は少ないでしょうから、単純に換算しても2000時間は家庭学習をしていることにはなると思います。
家庭で学習させることを続けていたら、2000時間もの勉強時間を確保していることになるんですよ。
それが中学生になったとき、差となって表れてきます。
さすがに小学生時代の家庭学習がゼロ時間という子はいないでしょうが、それでもきちんと勉強はしていないでしょうから合計が1000時間もあればいいんじゃないでしょうか。
それでも毎日コツコツやっている子との差は1000時間にもなるのです。
では、その差を補うためには、どうしたらいいのか。
小学生時代に毎日勉強をしている子は中学生になっても歩みを止めることはありません。
今まで通り習慣化された家庭学習を毎日こなしていくのです。
ということは、勉強の習慣のある子は中学生になっても勉強時間を積み重ねていくのです。
一方で、もうすでに差ができている子はどうなのか。
家庭学習が習慣化できていないわけですから、一向に勉強する気配はありません。
中学生になってもその差は開いていくわけです。
そして、あるときに自分がしっかりと勉強しないとやりたいことが出来ないことを悟ります。
それが中2なのか中3なのかはわかりませんが、成績を上げないと自分の志望校に入れないことを悟るのです。
それから猛勉強を開始するわけですが、すでに勉強が習慣化している子との差は開ききっています。
それこそ1000時間以上の勉強量の差があるわけです。
その差を埋めるためには、人以上の努力を続けるしかありません。
平日は3~4時間、休日は8時間くらい勉強したとします。
もし、これだけの勉強ができたとしても、その差が埋まるのには三ヶ月以上かかります。
しかし、これは夢のような話であり、勉強の習慣がない子がここまでの勉強ができるわけもないんです。
現実的にいうとせいぜい習慣ができている子と同じくらいしか勉強はできないでしょう。
そうなると、もう差を埋めることはできないのです。
そもそも習慣化されている子たちは歩みを止めませんし、受験が近づいたらかなりの量の勉強をやり始めます。
ということは、一生差が埋まることはないのです。
もし、差を埋めることができるとしても、それはかなりの無理が生じる作業になります。
体を壊すくらいの勢いで勉強しないと、差を埋めることは無理なんですよ。
私が言いたいのは、毎日コツコツ勉強しておかないと、人生の負け組になってしまうということなんです。
結局は毎日勉強している子に成績で勝つことはできないのです。
成績優秀者は何年もの時間をかけてコツコツ勉強時間を積み重ねてきたのですから。
昨日今日頑張ったから、成績が優秀なわけではないんですよ。
成績を上げるにはかなりの時間が必要になります。
無理せずマイペースに勉強することで、無理なく成績を上げていくことが理想なのです。
それこそ、小学生のころから勉強をコツコツやっていくことが成績を伸ばしていくのです。
最終的に有名な大学に通っている人の多くは、幼少期からコツコツと勉強をしています。
常人には想像できないくらいの勉強量をこなしてきているのです。
もし、これを読んでいる人が、自分の子どもに勉強で困らせたくないと思うなら、毎日1時間でいいので勉強させてください。
たかが1時間でもかき集めればかなりの量になるんですよ。
始めるなら今日からです。
ぜひ将来の夢に向かって動き始めて下さいね。
それでは、今日はこの辺で。