何かを成し遂げようとするなら、それを目指すべく努力するのが当たり前です。
しかし、そのための行動ができない子が多いです。
大人だって同じですよね?
ダイエットを志しても、なかなか行動できない意思が弱い人はたくさんいます。
何かを目指して行動するのって勇気がいるんですよね。
何せ日常を変えようということですから、そこには心理的なハードルがあるのが普通なんです。
毎日同じことをするのは、そこまで大変ではありません。
このブログで、習慣化を勧めているのは、習慣化してしまえば毎日勉強するのが苦にならないからなんですよ。
だからこそ、習慣化するまで毎日同じ行動をすることが大事なんです。
しかし、それが分かっていてもその第一歩を踏み出すことが難しいんです。
一歩を踏み出すと今までと生活が一変してしまうわけですからね。
そこの心理的ハードルはかなり高いものなんです。
生徒たちもなかなか行動に移せません。
それでも、いつか自分で気づいて自らで行動することを期待するのですが、時期が遅くなればどんどん不利になってしまいます。
特に受験ではタイミングが遅れると、もう取り戻すことができません。
受験勉強の開始のタイミングは間違えてしまえば、希望の学校の合格を勝ち取ることは難しいんです。
塾はそのタイミングをわかっていますから、しかる時期にしかるべきアドバイスをするんです。
学校でも同様のことを行いますが、そこまで具体的ではありません。
塾に通っていない子は自分で情報を集めないとダメなんです。
子どもが時期を見て行動できるかといえば、そんなことはできないでしょう。
そもそも、子どもは先を見て行動していないですからね。
親が子どもにヤキモキするのは、親は子どもの先を見ているからです。
このままいけば、絶対に失敗する・・・それを知っているから子どもに説教をするのです。
しかし、子どもはそれがわからない・・・自分のために心配してくれているのに、子どもは受け入れてくれないんです。
まぁ、この場合、親の子どもに対するやり方が間違っているからなんですけどね。
うまく子どもを導けなくては、子どもは親の思い通りには行動できないでしょう。
話を戻します。
このように子どもは自ら悟って行動するものではありません。
必ず背中を押してあげることが必要になってくるんです。
塾は生徒に声がけをします。
その声がけで子どもが動き出すきっかけとするのです。
それでも行動できない子には、何度も背中を押すしかないですけどね。
それでも、時期を間違えてしまうよりかはいいんです。
取り返しのつかない状況になる前に、生徒を行動させる・・・
それも塾の仕事なんですよね。
さて、今年も数人に声がけをしていきます。
それで変わってくれれば御の字なんですが、まぁ忍耐強く続けていくしかないですね。
それでは、今日はこの辺で。