勉強をしてこなかった生徒・・・
まぁ、勉強のできない生徒ですが、そういう子にはある程度の強制力が必要になります。
うちの塾は成績を上げることを目標にしているので、いろいろとルールがあるわけです。
そのルールを守るのが、ある意味、強制になるわけですね。
うちのルールは成績を上げる上で必ず必要になるものですし、それを守ってもらわなければうちの塾に来ている意味はありません。
逆にルールをしっかりと守り、正しい勉強ができていれば、ほとんどの子が成績を上げるわけです。
うちの塾に入ったときに一番大変なのは、このルールを守ることでしょうかね。
ルールを守らなければ私から説教を受けることになりますし、最悪、退塾となってしまいますしね。
ある程度の強制力というのはルールを徹底して守らせることにあるのです。
しかし、理想は自主的に勉強してもらうことです。
ルールなどで縛ることなく自分の力で成績を上げることが、一番良いことなんですよね。
それこそ自学であり、中学を卒業しても高校で活躍できるかどうかは、この自学力がものをいうわけです。
ただ、勉強してこなかった子に、いきなりこの自学力を発揮してもらうのは無理なことです。
そもそも、どうやって勉強すればいいのかもわからないんですからね。
それでも、周りの子たちのやり方を見て、それを真似してくれれば自学力は少しずつ身についていくんですけどね。
しかし、そこまで成長するのに、どれだけの時がかかるのかは不明瞭ですし、その間、成績が上がらないことに堪えないといけないわけです。
ということは、理想を求めるのは現実的ではないわけです。
理想は理想であって、それを追い求めるにはかなりの意思が必要になるんですね。
私はこういう経緯で、ある程度の強制力は必要だと考えています。
強制をして、それで成績を上げてくれれば、そこからは自分で考えて行動できるようになるかもしれないからです。
ちなみに、家で子どもを勉強させるのにも、ある程度は強制力が必要ですよ。
子どもの自主性を守ることが正義のように扱われていますが、自主性なんてある程度の経験がないと育ちませんよ。
まずは、何を置いてもしっかりと勉強する習慣を身につけさせることが大事なんです。
もちろん、強制するのは子どもを諭してからにしてくださいね。
有無を言わさず勉強させるのは、さすがにダメだと思いますので。
それでは、今日はこの辺で。