私は最低限の知識を指導したら生徒を放置します。
もちろん、分からないなら質問はOKとしています。
とはいえ、自分で調べてから来てほしいですけどね。
生徒の問題を解くのは生徒自身です。
生徒が本当に理解しないかぎりはテストの点数だって変わってきません。
自分でどうしたら点数が伸びるのかを考えるのが大事だからです。
塾はあくまでもサポートする存在で、率先して生徒に手を差し伸べたりはしません。
なぜなら、それは生徒のためにはならないからです。
もちろん、困っている生徒にとってその手は助かることと思います。
しかし、その救い手を何度も求めてしまったら、その子は救いの手がないと行動できなくなりませんかね?
最終的には自分の力で前へ進んでいかないといけないんですよ。
以前の私は良かれと思って生徒に手を差し伸べていました。
しかし、これではいけないと思い直したんですよ。
結局、優秀な子って塾とか関係なしにどんどん先に進んでいくんですから。
そもそも優秀な子ほど質問にも来ないです。
なぜなら、自分で解説やら教科書やらを読んで理解をしているんですから。
以前の私なら、「なんで質問に来ないんだ~」と怒っていましたけどね。
それが間違いであることは明確なんですよね。
ちなみに、私も学生時代は質問をしない子でしたね。
別に先生が嫌いなわけではなかったんですが、自分で読んで調べて理解した方が良かったんですよね。
そっちの方が頭にも残りますし、テストでも点数がとれますからね。
まぁ、質問をした方がいいこともあったことはあったんですが、それでも全体的に質問はしなくて良かったと思っています。
私は一貫して言っていますが、塾は本来なら必要はないんです。
教科書を読む力さえあれば、自分の力で、教科書一冊で勉強はできるんですよ。
教科書ってすごいですからね。
今まで何度も改訂されることで、どんどん改良されているわけですから。
私のころの教科書と比べても、かなりわかりやすくなっているんですよ。
教科書だけで分からなかったら、グーグル先生に聞いちゃえばいいわけですし、アプリで解法を教えてくれたりもしますしね。
勉強の意欲さえあればどれだけだって勉強できちゃうんですよ。
要は、どうやって自らで点数をとるかです。
塾におんぶに抱っこでは、いくらたっても成績は伸びませんからね。
何が点数をとる上で大事なのか、しっかりと考えてみてくださいね。
それでは、今日はこの辺で。