教育ママあるあるだとは思うのですが、我が子を熱心に指導するあまり、こんな言葉を投げかけていませんか?
「なんで、こんなのもできないの!!」
この言葉を投げかけられた子は、確実に勉強へのやる気をなくします。
きっと親はその言葉に奮起して頑張ってもらいたいのでしょうが、確実にその子どもは勉強に対してマイナスなイメージを持つことになります。
どんなことでも最初はできないものです。
どれだけ親が簡単な問題だと思っても。子どもにとっては簡単ではないのです。
であれば、子どもができないからといって叱るのは理不尽なことなんです。
大事なことは「なぜできないのか?」なんです。
その理由を考えてあげることが肝要なんです。
もしかしたら、前の分野でつまずきがあるのかもしれません。
勉強というのは基本的につながっているものですから、前の分野が理解できていないのであれば、次の分野がわかるわけもないのです。
だからこそ、前の分野に戻ってあげることが大事なんです。
かなり遡らないといけない場合もあるでしょう。
しかし、その子の苦手になったタイミングを探らないことには何も始まらないのです。
他にも原因がある可能性があります。
もしかしたら、学校の先生の教え方がマズいのかもしれません。
それとも、学校の授業がうるさくて集中できていないのかもしれません。
とにかく、冷静になって自分の子が何でできないのかを探してあげないといけないのです。
最悪、その子が怠け者だからなのかもしれません。
ただ、その場合は親の躾が悪かった場合があります。
勉強の大事さを親が子に伝えていない可能性があるのです。
子どもの性根が問題だった場合は、その性根を鍛えてあげないといけません。
「なぜ勉強しないといけないのか」それを親子で考える必要があるのです。
冷静に2人でもしくは家族全員で話しあることが大事なのです。
もし、どれだけ考えても我が子がなぜ勉強ができないのかがわからないのであれば、塾に見てもらうといいでしょう。
体験授業をして、その後、なぜ勉強ができないのかを診断してもらえばいいのです。
塾の先生は教育のプロですから、子どもがなぜつまずいているのかを見抜くことができます。
ある意味、勉強に関しての医者みたいなものなんですよね。
塾講師に今の現状をつぶさに伝えることで、なぜいけないのかを教えてくれることでしょう。
ただ、その塾講師がヤブ医者な場合もありますので、1つの塾で診断してもらわずに、他の塾でも診断してもらうといいです。
いわゆるセカンドオピニオンというやつですね。
いろいろな意見を聞いた方が、その子の勉強ができない原因がわかってくるでしょう。
勉強ができないのは子どものせいではありません。
子どもの能力が低いと決めつけてしまうのは絶対にやめてください。
子どもには無限の可能性があるのですから。
家族内で指導するとどうしても言葉がきつくなってしまうと思いますが、それを放置しておくと子どもはどんどん勉強が嫌いになりますからね。
大事なことは子どもを理解することです。
しっかりと冷静になって考えてみて下さいね。
それでは、今日はこの辺で。