どうせ勉強するならより良いものにしてほしい。
これが私の願いです。
勉強の時間は遊びの時間を犠牲にして作られています。
世の子どもたちは、とことん遊びつくしていることでしょう。
YouTubeを見たり、Switchやスマホでゲームをしたり、LINEやTikTokなどのSNSで遊んだりしていることでしょう。
一方で勉強している子というのは、それが親の指示だったとしても、楽しい時間を削って時間を作って勉強しているのです。
であれば、有意義にその時間を使ってほしいと思うわけです。
子どもたちの勉強している姿を見ていると、何のために勉強しているのかがよく分からないと思われる子がいます。
頬杖ついて嫌そうに勉強している子・・・
基本問題で間違っても何とも思わない子・・・
間違っているのに、丸をつけ、満点をとったように装う子・・・
その残念な勉強への姿勢は多岐にわたります。
こういう子は、勉強で自分を高めようという考えがないのです。
やらされているから勉強している子の典型だと言ってもいいと思います。
しかし、この姿勢で勉強してしまっては、全く成果をあげることはできません。
根本から考えを変えてあげないと、どれだけの時間勉強しても成績は上がらないのです。
逆にしっかりとした勉強の姿勢に変えてあげれば、その成果は絶大ですよ。
みるみるうちに成績は伸びていくことでしょう。
先日、ある中3生とこんな話をしました。
私「今のあなたを、小学生のあなたに会わせてあげたいね笑」
生徒「辞めてください!!小学生のころは黒歴史ですから。」
そんな会話をしました。
この子は小学生からうちに在籍している生徒で、今や受験間近の中3生です。
学校では上位をとり続け、学校の先生も一目置く子なんですよ。
ただ、この子、小学生のころ、全く勉強に対してやる気はなく、「どうせできない」と何度も声に出すような子だったんです。
何のために勉強するのかわからない!!という子どもの代表例のような子だったんです。
そんな子がいまや立派な受験生です。
そして、進学校を受験することも決まっており、模試の判定もB以上としっかりと合格圏にいる子なんです。
時間はかかりますが、子どもはしっかりと向き合えば良い方向に変わっていきます。
私自身、この子が小学生のときに、こんな立派な子になるとは想像していませんでしたね。
子どもにまず行わないといけないのは、なぜ勉強するのかを分かってもらうことです。
勉強は人生の至るところにつながっていきます。
決して勉強して損することはないんです。
子どもが立派に自分の足で歩いてもらいたいのであれば、早めに勉強を開始することをオススメします。
それでは、今日はこの辺で。