高校受験に失敗したとします。
その子の人生はそこで終わってしまうのでしょうか?
いえ、そんなことはないですよね。
もし、第一志望の高校に進学できなくても、私立高校に進学はできるでしょう。
もしくは、2次募集で別の公立高校に進学できるはずです。
そして、もし、第一志望に進学できなかったことを悔いているなら、その場所で頑張れば良いのです。
そうすれば、大学受験でリベンジができるでしょう。
もしかしたら、その方がいい大学に進学できるかもしれませんよ。
もしかしたら、すべてがうまくいっていることの方が危険かもしれないのです。
すべて順調にいってしまえば、人は省みることをしなくなります。
そうすると、いざといったときに大きな失敗をしてしまう可能性があるのです。
別に私は失敗を推奨しているわけではありません。
そうではなくて、失敗を恐れないでほしいのです。
たかが高校受験です。
ここですべてが決まってしまうと考える必要はないのです。
ただ、その失敗に何も反省をしなかったら、その失敗はただの失敗になってしまいます。
失敗を糧にするためには、大いに反省することが大事で、その反省を活かして自分を変えないといけないのです。
もし、自分を変えられるきっかけとなるのであれば、失敗は大いに意味のあるものになるでしょう。
私の親戚に高校受験で失敗し、大学受験で成功した人がいます。
その人いわく、高校受験で失敗して良かったとのことです。
長い人生、失敗からは逃れることはできません。
もちろん失敗をしないことにこしたことはないですが、避けられない失敗だからこそ、その失敗を利用した方が状況は好転することになるのです。