中3生には毎年夏から受験までずっと課題が出されます。
その課題を毎日取り組んでもらって、その成果を水曜日のテストで確認します。
どれだけ頑張ったのかはそのテストでの成果を見れば一目瞭然です。
適当にやっている子はちゃんと点数を落とします。
一方で、これでもかとやっている子はかなりの高得点をとってきます。
これは才能うんぬんの話ではなく、時間をかけてどれだけ勉強しているかの違いなのです。
それは結果が証明しています。
才能でずっと一位をとり続けてきたうちのエースが一位をとれていないのです。
現在一位の子は努力の天才です。
もうずっと勉強しているような、やる気にあふれている子なんです。
ちなみに、先週の二位はこれまた努力の子です。
才能一位の子は今は三位に沈んでいます。
勉強の量の差がこういう逆転を起こすのです。
もちろん、ここで勝っていたとしても、もともとの才能では負けているかもしれません。
ただ、努力をするというのは、すべてに通用できるやり方なんです。
今後、この2人の努力の子は大きく成長できることでしょう。
なお、今年の課題は去年とは変えています。
去年までは一日のノルマまで提示していました。
この日はこの教科の○ページから○ページをやるように・・・
と細かい指示を出していたのです。
しかし、今年は水曜日に行うテストの範囲しか知らせていません。
一週間にやらなきゃいけない範囲だけを提示しているのです。
そうなると、一日にここまでやればいいという制限がなくなります。
テスト範囲の勉強が終わるまでひたすら勉強すればいいのです。
生徒によっては苦手科目の克服をしなければならないわけで、その範囲の勉強を重点的に行わないといけないのです。
逆に得意科目は少ない勉強量でいいのでしょう。
自分でその分量を決めさせるためにも、塾での縛りをなくしたのです。
これによって、頑張る才能がある子は際限なく頑張るようになりました。
勉強に限界なんてないですから、突き抜けるだけ突き抜けて成績を上げたらいいんだと思います。
ま、やる子はやるけど、やらない子はやらないというのは、世の常で変わっていませんが。
とはいえ、ここまではいい感じで成長できていると思います。
ここから受験までどれだけ成長できるのか、今からとても楽しみですね。
それでは、今日はこの辺で。