保護者自身が子ども自身の勉強に対してどう思っているかは千差万別だと思います。
「勉強なんてしなくても子どもが楽しく生きていけばいい!」
という考え方もあれば、
「勉強させておかないと子どもの将来が不安・・・」
という考えもあります。
保護者にも個性があって当たり前ですので、どちらの考えも間違ってはいません。
ただ、この考えがブレてしまうのは問題なのかと思います。
例えば、例で挙げた前者の方、勉強なんてしなくてもいいと考えるなら、その考えで突っ走っていてほしいです。
受験が近くなろうが焦ることなく子どもの好きにさせておくのが正解ではないでしょうか。
それが受験前に慌てて勉強させようと塾に通わせるのはどうなんでしょうね?
子どもも戸惑うと思いますよ。
今まで散々放置してきたのに、いきなり勉強しろって言われても・・・
それが子どもの心の中なのではないでしょうか?
最低限、高校までは行かせないと・・・と考えるのは分かりますけどね。
しかし、振り回される子どもは親を信頼しなくなってしまうのではないでしょうか?
一方で後者の方もブレてはいけません。
「勉強させておかないと」という気持ちがどこまで強いのかにもよりますが、子どもに勉強をさせると決めたら、それを極めた方がいいと思います。
積極的な行動を親がするのです。
子どもはその背中を見て育ちますから、子どもの考え方も親の影響を受けてくるでしょう。
もちろん、親子が同じ方向を向くことが何より大事なことです。
子どもと親が全く別ベクトルで物事を考えていたら、親子が相容れることはないでしょう。
どちらにしろ、保護者側がブレるのはよくないですね。
親がブレてしまうと、子どもは「何だ、そんなもんか・・・」とあきれてしまいますし、信頼関係もなくなっていきます。
やるならやる、やらないならやらない・・・
親の行動がハキハキしていれば、子どもも親の考えをトレースしやすくなりますよ。
ぜひ初心をブレることなくもってほしいですね。
ちなみに例はあくまでも想像上のものです。
保護者の方も色々な想いがあるのが当然ですものね。
まぁ、大事なことは考えがブレないようにすることなんですよ。
それでは、今日はこの辺で。