人は一度高みに上がると、下がるのを怖がります。
自分のステータスが下がるのは嫌だから、そのために頑張るのです。
それは、いわゆるいい意味での強迫観念ではないでしょうか。
ま、プレッシャーにもつながるものなので手放しで良いものとは思えないですけどね。
ですが、人はある程度の緊張感に身を置いた方が生きがいを感じるものだと思うのです。
世の子どもたちの多くが無為に時間を費やしているように思います。
日がな一日スマホをいじり、LINEで友達とつながり、インスタやツイッターで自分の存在感をアピールする・・・
時間はとてつもないスピードで進んでいくものの、ふと我に返ると何も得たものはないことに気づくのです。
いわゆるやる気が起きないという状況でしょうが、それは勉強ができないと同義だと私は思います。
勉強ができる子の目は濁っていませんよ。
それなりに勉強をやっているからこそ、充実感があるのです。
もちろん、それはスポーツでも習い事でも構いません。
目が輝いている子というのは、何かを頑張っているのですから。
とはいえ、そういう子達が何の代償も払わずに栄光をつかんでいるわけではありません。
人以上に努力をしたからこそ、人の上に立っているわけですから。
そして、それは強迫観念で動いているものかもしれないのです。
自分が上に立っているからこそ、周りの下の子達と同じ境遇にはなりたくないと考え始めます。
少々ゆがんだ考え方かもしれませんが、私はそれでモチベーションが上がるならいいのではないかと思います。
そして、その曲がりなりにも努力してきた先に、自分のやりたいことが見つかっていけば儲けものなのです。
勉強を頑張りましょう。
スポーツを頑張りましょう。
習い事を頑張りましょう。
頑張ることで道が開けるのですから、努力は自分を裏切りませんよ。
ぜひ、子どもたちを頑張らせ、まずは成功体験を経験させてあげましょう。
それでは、今日はこの辺で。