うちの塾生の数人は自分から勉強する子です。
特にこちらから働きかけることもなくても、勝手に勉強してくれます。
どちらかというと、女の子の方が多いですかね?
男の子の大半は勉強よりも遊び(ゲーム)が大好きなんだと思います。
だからこそ、自然と勉強することはないので、半ば強制的に勉強させる以外ないんですよね。
とはいえ、女の子だって勉強をしない子は勉強しません。
ということは、自分から勉強する子って貴重なんですよね。
では、どうしたら自分から勉強するようになるのか・・・
それは、二つのパターンが考えられます。
まずは、目標がハッキリしているかどうかです。
中学生なら、「○○高校に行きたい」と目標がハッキリしているのです。
その高校に受かるために全力で勉強しなくてはいけないのです。
だからこそ毎日毎日勉強するのは当たり前です。
何せ自分が行きたい高校なわけですから、自然と努力をしていくのです。
ただ、その想いは熱いものでなければいけません。
なんとなくその高校に行きたい・・・では勉強するようにはなりません。
絶対にその高校に進学して、いい大学へ行って、○○になるんだ!!
とその先まで想定した目標がある子は自然と勉強するようになるでしょう。
もう一つのパターンは親が厳しいことです。
子どもの生活習慣を親がコントロールするのです。
○○時から○○時までは必ず勉強をしてもらう。
などのように、一日の動きを徹底して管理します。
その時間は体調不良時を除いて必ず勉強させます。
ただ、これも適当では意味がありません。
親が厳しいというのは、その子の未来を案じて心を鬼にして取り組んでいるということです。
「子どもがやりたくないと言ったらやらせなくなる」なんてことはないのです。
これは親が本気でなければ成し遂げられません。
そして、その本気度が子どもに伝わらないと意味はないのです。
そうしないと、子どもは何のために勉強しているのかがわからなくなります。
親は子どものために真剣に接していれば、子どもは自ずとなぜ勉強しなくてはいけないのかが分かっていきます。
そして、その勉強を習慣化させてしまえば、後は何も言わずとも勉強するようになるでしょう。
子どもに夢を持たせるのも、勉強を習慣化させるのも、親だからこそできることです。
子どもに幸せになってもらいたい・・・自分で道を切り開いてほしい・・・
そう考えるのであれば、本気で子どもを管理した方がいいですよ。
ちなみにこの管理というのは、あくまでも子どもの自立を促すために行うことです。
親が手取り足取りなんでも手伝ってあげる・・・というのは、管理ではなく過保護になります。
いずれ自分の手から離れていき、自分の足で歩んでいくことを想定すれば、どう管理すればいいのかが分かってくると思いますよ。
ぜひ、子どものために何ができるかを考えてみて下さいね。
それでは、今日はこの辺で。