中学生は勉強を頑張り成績を上げることで、上位の高校を目指すことができます。
とはいえ、この地域の上位の高校というのは、せいぜい偏差値60程度です。
全国には偏差値が60を超える高校があるのが普通なのです。
例えば、偏差値が70を超えるような高校に通っている子がいたとします。
その子が毎日毎日休まずに勉強していたとします。
そして、その高校のトップクラスの順位をとり続けます。
こういう子は日本でトップクラスの大学に進学することができます。
それこそ、医者や弁護士になったりするんでしょうか?
人生の勝ち組に入ることは確定ですね。
以前、とあるテレビ番組で東大生が語っていましたが、高校生になって毎日勉強することは将来への投資だと言っていました。
高校生でバイトをしたところでそんなに稼ぐことはできない。
だけど、勉強をしていい大学に行って、卒業後高収入の職業に就くことができたら、そっちの方が得になる。
そんな風に語っていました。
残念なのは、この地域にそういう風に考えて、毎日勉強する高校生がいないということなんです。
それもこれもこの地域の学力が低いのが原因で、もともとそんな意識を持つ子自体がいないんですね。
周りにいる高校生の多くがゲームやスマホで時間を無駄にしています。
青春を謳歌しているといったら格好がいいのかもしれませんが、高校時代を無為に過ごして何も目標を見つけられないのが現状なのです。
このブログでも何度も警鐘を鳴らしていますが、高校合格をゴールにはしないでください。
高校時代に勉強を頑張り、将来が少しでも明るくなるように子どもに努力を続けさせてください。
親がこういう認識をもって子どもに接していれば、子どもの意識は少しずつ変化していきます。
まずは、保護者様自身の意識改革を行ってくださいね。
ちなみに、勉強を頑張らせることだけがすべてではありません。
何事も高校時代に経験をさせていくのはいいことだと思います。
くれぐれも無為な時間を過ごさせて進路の決められない子にはしないようにしてくださいね。
それでは、今日はこの辺で。