塾講師は悔しがることがなにより大事です。
それはのちにプラスに働く感情であり、飛躍するために必要な糧なんです。
加えてそれは、塾講師が生徒を応援しているからこそ起こる感情なんです。
塾講師の素質として大事なのは、「負けず嫌い」であることだと思います。
生徒にとっても大事な素質でもありますが、講師本人が負けず嫌いでないとダメだと思うのです。
教えている生徒の成績が上がらなければ悔しがり、
生徒が他の塾の子に成績で負けてきたら悔しがり、
生徒が第一志望の高校・大学に進学できなければ悔しいと思う。
そうならないと塾講師としては足りないと思うんです。
世間ではいまだ競争を良しとしない風潮があります。
しかし、試験で順位が出て、入試に合否があり、人生に成功と失敗がある以上、競争は避けて通れないのです。
だからこそ塾講師はその競争から目を背けてはいけないのです。
もし、塾講師が負けず嫌いじゃなかったら、
生徒の成績が上がらなくても何とも思わず、
生徒が他の塾の子に成績で負けてきても何とも思わず、
生徒が入試で失敗しても何とも思わない・・・
そんな塾講師になってしまうかもしれません。
そんな塾講師が働く塾は成績を上げられない塾になってしまい、生徒を預ける保護者の方々の期待に応えることはできないでしょう。
ただのお金稼ぎを狙った商売色満載の塾になってしまうかもしれないのです。
私も一応、負けず嫌いではあります。
生徒が成績を上げられないのは何よりの屈辱ですし、何とかして成績を上げたいと考えています。
生徒が第一志望に受からない、もしくは第一志望をあきらめるのは、何より悔しいです。
この悔しさは生徒にではなく、自分に向けられます。
もっとできることはなかったのか、次にどうやればうまくいくのか、どうやったら失敗しないのか常に考えます。
すべてが成功できていないのは、自分の指導の至らなさが原因ですし、それを克服するために日々奮闘するしかないのです。
ただ、そのあがきが必ず状況を好転してくれると信じています。
頑張っている生徒が成績を上げられないのが何より悔しいことです。
我々塾講師は、頑張る生徒が望み通りの成果が出せるよう、日々精進していかないといけません。
3月は塾探しの絶好のタイミングだと思います。
最低でも生徒の成績を気にしてくれる塾講師がいる塾を選んでくださいね。
大事なことは塾長との面接をしっかりとすることです。
塾に通う我が子がどうなってほしいのか、しっかりと塾に伝えてくださいね。
それでは、今日はこの辺で。