勉強は本来は楽しいものなんです。
これって大半の人がそんな訳ないじゃんと思うことですよね。
頭がいい人しか言わないものでしょ?って思ってますよね。
実はそれ正解なんです。
この勉強が楽しいという境地は、頭のいい人しかたどり着けないものなんです。
じゃあ、うちの子は無理だわ・・・とか思わないでくださいね。
だって、頭がよくなればその境地に達するのだから、頭をよくすればいいんです。
「?」がちらついてますね?
頭が悪いから悩んでいるのに・・・という声が聞こえてきそうです。
では、よくよく考えてみましょう。
まず、頭がいい人って生まれたときから頭がよかったんでしょうか?
答えは「否」です。
最初から頭がいい人なんていないんです。
頭がいい人って、少なからず親から何かされているんですよ。
赤ちゃんの頃からいろいろな体験をさせてあげるとか・・・
毎晩、絵本の読み聞かせをしてあげるとか・・・
子どもが興味をもった本を買ってあげるとか・・・
子どもが自主的に勉強するようになるなんてありえないんです。
必ず親が子どもに働きかけているんです。
そうじゃないと、赤ちゃんのころから字も知らないのに本を読み始めるなんてことになってしまいます。
もし、そういうことをしてこなかったとしても、あきらめる必要なんてありません。
今からやればいいんです。
それはとにかく毎日勉強させることです。
ですが、子どもに勉強を強制するだけではダメですよ。
そのときに、やってほしいことがあります。
それは、子どもが勉強しているのに付き合ってあげることです。
何も勉強を教える必要はありませんよ。
子どもが勉強している間、こちらもスマホをいじったり、テレビを見たりしないで付き合ってあげるんです。
その間、家事をしていてもいいと思いますし、本を読んでいてもいいと思います。
子どもが勉強している間は、親は遊んでいてはダメなんです。
そして、子どもの勉強が終わったら、子どもっも親もくつろぎタイムといきましょう。
なぜこんな回りくどいことをしなくてはいけないのかというと、元来、子どもは勉強が嫌いだからです。
それを子どもだけにやらせて、そのとき親は遊んでいては話になりません。
子どもが頑張っている間はこちらもそれに付き合ってあげましょう。
そして、毎日それを繰り返していると、個人差はあるものの徐々に成績が上がってきます。
成績が上がってくると勉強はやめなくなるでしょう。
今度は成績を下げたくないという気持ちが働き始めますので。
この段階になったら、勉強へのイメージは「苦痛」から「正常」になってくるでしょう。
正常になれば、勉強をするのは自動的になってきます。
そして、この段階ごろから、徐々に欲が出てくるのです。
中学生なら、○○高校に行って、大学に進学したいと考え始めるでしょう。
小学生でも、○○中学に受験したいと言い出すかもしれません。
このように自分から欲が出てきたら、そこから勉強が楽しいと思えるようになるのです。
勉強が楽しい。というのは本当です。
勉強がらみの仕事をしている私はそう思っています。
だから、授業中に生徒が興味を持つような話をしているのです。
そんなに簡単にはいきませんが、一度でも勉強が楽しいと思ったらもう手放しで大丈夫です。
そこまでは親が頑張らなきゃダメだと思います。
子どもと親がともに成長して、目標に向けて前進してくださいね。
それでは、今日はこの辺で。