小学生の授業をしていると、勉強の基礎のすべてが小学生にあるんだなあと思い知ります。
算数でいえば、「比例や反比例」。
これは中1の2学期に再び習うところです。
小学生のうちに、しっかりと理解をしていれば、中1になっても苦手になることはないでしょう。
社会でいえば、「日本の歴史や地理」。
小5で日本地理を、小6で日本の歴史を学びますが、これは中1~中2にかけて再度学ぶこととなります。
理科でいえば、「地層と火山」。
これは中1の3学期に習うところです。
地層の成り立ちや火山の仕組みなど、基本的なところは小学6年生ですべて学びます。
小学生の勉強はすべてが中学生に通じています。
もちろん、小学生には難しい用語などは教えず、基本的なことしか教えません。
でも、その基本が中学時代に活きてくるのです。
小学生でやったことを中学生になっても習うのであれば、勉強はできる限り早い段階で始めるべきでしょう。
遅れれば遅れるほど、勉強は取り返しのつかないことになると思いますよ。
特に最近の中学生たちは理科・社会が苦手な子が多いです。
これは小学生の時期に勉強をしてこなかったからでしょう。
小学生のうちに理科・社会をしっかりと学んでおけば、中学生になっても興味をもつことができるでしょう。
自分の子を、勉強で大成させたいのであれば、小学生から勉強はやらせた方がいいと思いますよ。
この地域は本格的に勉強をさせるのが遅いと思います。
後悔しないように、計画的に子供の勉強を進めていきましょう。
それでは、今日はこの辺で。