子供を塾に入れる時期は人それぞれだと思います。
家の経済状況に関わることなので、その辺を考えると仕方のないことだと思います。
ただ、塾に入れる時期が遅れれば遅れるほど、大した成果は上がらないことは覚悟してくださいね。
例えば、中3生を今から塾に入れると仮定します。
それなりの成績をすでにとっているのではなく、どこの高校も入れない状態だから塾でなんとかしてほしいと希望しているとします。
ただ、受験までは残り3か月です。そんな期間でできることといったら、数学では計算くらい、英語にいたってはすでに手遅れ、せいぜい理科社会の暗記科目が解けるようになるくらいでしょうか。
ある程度いい高校に入ってほしいというのであれば、できるかぎり早めに塾に入れることをおすすめします。
中1も中2も中3もどの範囲も入試には出題されてきます。どの勉強もおろそかにしていいことはないのです。
定期テストの点数を取り続けることで、取りこぼしをなくしていきます。
結局は総復習をしなくてはいけないのですが、その復習をするのにも定期テストでいい点数を取り続けるいれば辛くなくなってきます。
今、塾に入れなくてもいいのは、学校の成績がしっかりととれている子供に限ります。
学校の成績がしっかりとしているのであれば、むしろ塾なんて必要ありません。
ですが、中1でも中2でも学校の授業についていけないのであれば、早めに塾に入れる検討を始めた方がいいです。
どこでもいいから高校に行ってほしいと思っているのであれば、塾なんて入れずにご家庭で見てあげた方がいいですよ。簡単な計算だけでもできるようにしてあげたら、底辺の高校なら行くことができますので。
間違えないでほしいのは、塾に入れるのは入試直前で大丈夫なはずと決めつけることです。
人それぞれ事情があるとは思いますが、子供のことを真に考えるのであれば、早めに学習環境を整えてあげることが大事ですよ。
もちろんそれは塾に入れることに限らず、家庭でしっかりと勉強させることも含まれますからね。
それでは、今日はこの辺で。